メンズエステの沼に勝手にハマったおっさんの話
※ほぼノンフィクション
2周年記念 続き
オセロ
久しぶりに瓶ビールを飲んだ
既に出来上がってしまった
彼女の提案でいつものバーに行くこととなった
ここはもともと彼女が紹介してくれたところ
半年ぶりに訪れたが
缶詰が積まれていたりゲームが増えていたりした
その中でもびっくりしたのが
シャンパンのメニューが掲載されていたことだ
キャバクラなどではシャンパンが飛ぶように売れると聞くが、街にこんなに浸透していることに驚いた
さて、おっさんは酔っ払っている
クリスマスの夜に大好きな彼女と2人の時間を過ごしている
シチュエーションが良い
しかし、そのバーに彼女は久しぶりに行ったようで
マスターがよく彼女に話しかけてくる
彼女も場の雰囲気を楽しんでいる
おっさんもよく喋る
歌う、サイコーの夜だった
その勝負が始まるまでは
ひとしきり会話を楽しんだあと
マスターが徐にオセロを取り出した
酔っ払っていたおっさんは
マスターと勝負しようと話しかけた
オセロなんて20年ぶりくらい
学生時代部室にあって、同級生と缶ビールを掛けて
遊んでいた以来だ
勝てるはずはない
酔っ払っているおっさんは
何を思ったのかシャンパンのメニューをかけて闘う事にした
酔いが回って白黒がはっきり見えない
酔いは誤算だった
あっという間に角を取られダブルスコアで負けた
久しぶりに勝負に負けた気がした
良かった
一番安いシャンパンはお店オリジナルのシャンパン
それを開けてもらう事にした
彼女はそのシャンパンは苦手らしい
あまり口をつけてくれなかった
開けないともったいないと思い
おっさんはガブガブ飲んだ
あとは言わずもがな
一年間頑張ってきたのに
潰れてしまいそうになった
酔いすぎたおっさんを見て彼女は
あーあと苦笑い
勝負に負けて
惨めな思いをしたおっさんはお店を出ると彼女に伝えた
そしてもう一軒の行きつけのバーに向かうのであった
彼女はおっさんの事を思って
次に行ってくれたが他の人だったら
ただの酔っ払いの相手はしんどいと思うが
いつも通り優しく付き合ってくれた
次回
その後、後日談