我が組織には誇れる営業マンがいる。
懐、思慮、思いやりが深く、戦略も練れて、人当たりもいい。
そして、なにより底がしれない。
なんでココでやってるのかわからない才能を持つ、そんな営業マンがいる。責任感も人一倍で、努力家であるし、人を見抜いて立ち居振る舞いも間違えない。
そんな多くの方の愚痴を聞いてきた彼が、今日、
はじめて私に情動的な愚痴をなげかけてきた。
内容はというと、このままいくと、組織は人を養えない。
そしてこの組織の向かう先はこのままいくと去年と同じで、おそらく破綻してしまう。
という想いだった。
私も同じことを思っているので、同志なのは間違いない。
下が成長していったとしても、上のattitudeが変わり、同時に成長していかぬ限りは、この組織に未来はない。
前輪と後輪、両方が回ってはじめて前に進める。
そして、私もやはり上のattitudeが変わることを彼同様、期待したし、彼らのハイポテンシャルが発揮されれば組織はいい方向に向かう。
そう思っていた。
残念ながら口上では素晴らしい言葉が出るが、その実情において、変化の兆しは見られなかった。
よって、私は素晴らしいことに心から気づくことができた。
1、「人はコントロールできない。」
2、「コントロールできるのは自分の行動だけ」
3、「人の行動に影響を与えること『だけ』はできる」
以上、素晴らしいことを体感することができた。今、自分のattitudeが変化していくことが出来たのは、間違いなく反面教師たちのおかげである。
彼らのおかげで、深く書物を読み、深く学び、これまでの生活ではありえない対人関係を築くことができている。
そして、情動優位にならず、エフィカシーの低い者に引っ張られないよう努めることができており、とても、穏やかだ。
彼が居るのは幹部連中がひしめく「中」だ。
その彼が、情動をあらわにした愚痴を伝えてきたのは、はじめてだった。
もう彼は限界なのかもしれない。
周りの理不尽を、めんどくさい権力者たちからの要望を、どうにか乗り越えてきた彼だけど、どうやらここが、一人のちからでの限界点らしい。
権力を振りかざすタイプの人たちは下からの言葉を聞き入れない。
これから「全員で」組織を動かしていくにあたり、社長の影響力を味方にするしかない。
少なくとも、私は組織を良くしていきたい。みな、そう思っているはずだ。
組織がまとまって動くために、その作戦を練り、明日から実行していく。
明日ははじめて社長を誘う所存だ。
そういうことを、思い知ったのであった。
![]() | 頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法 1,404円 Amazon |
