投資を始めて、、

”給与が上がるペースより配当金が増えるペースが圧倒的に早いこと”を実感します。

 

上の図(資本主義の縮図が詰まった図)での各項目の伸び率は以下の順です。

 

1位 配当金

2位 内部留保

3位 現預金

4位 役員報酬

5位 賃金

 

1位と2位はいずれも「株主」に帰属するもの。4位と5位が「会社員」のもの。

*役員は経営者ですが、オーナー企業ではい役員は実質会社員と考えます。

 

この11年でダントツ「賃金と役員報酬」の伸びが少ないです。勉強して良い大学に入って上場企業に入社、厳しい出世競争を勝ち抜いて役員になる。この効率の悪さがよくわかります。

 

労働者として働くよりも、ビジネスオーナーや投資家として活動する方が、収益の増加率が高いことがよく示されます。

それが、r>g(資本の収益率が成長率を上回る)という式で表される、資本主義の本質ですね。企業の利益が株主のものであり、資本主義の根幹を成す一つとも言えます。