
カラーバリエーションのある商品を取り扱っているショップさんでは、
メーカーさんの持っているカラーバリエーション
すべてを取り揃えているショップさんもあれば、
色を絞って販売しているショップさんもあるかと思います。
色を絞っているショップさんの場合、
色を絞る判断基準の多くは"売れる(売れそうな)色" ではないかと、
思います。
実はここで不思議な現象が起きることがあります。
"売れる"色だけを絞って仕入れた商品が、
全体的に思いのほか、売れない。
という現象です。
「"売れる"色を置いているので、すぐ売れるだろう」と
思っているショップさん側の思惑とは異なり、
お客様目線で見て見ると、
「どの色もかわいいので、どれを選んでいいか分からなく」 なって、
その商品ページから去ってしまっている可能性があります。
"売れる色"="お客様が欲しがっている色"の式は間違えでありません。
お客様は"あまり魅力に感じない色"="売れない色"があって、
その売れない色と比較しながら、"欲しい色=売れる色"の商品を選んでいる。
つまり、売れない色が無いと売れる商品も売れなくなってしまう。
のです。

実はこの現象は、とあるカー用品店の方にお聞きしたもので、
そのカー用品店では、Aという車の芳香剤を仕入れるときは
「その商品の香りのラインナップをすべて揃える様にしている」そうです。
芳香剤の香りの種類が10種類あれば、
3~4種類は売れ行きが良くない商品があることは、
カー用品店の方は経験的に分かっているのですが、
その売れない香りを仕入れず、
売れる香りだけで商品を選んでもらうと、
その商品全体が売れなくなるので、
ラインナップをすべて揃える様 にしているそうです。
とはいえ、売れない色を仕入れて販売することは
在庫として残るリスクにつながりますので、
できる限り避けたいところだと思います。
次回は、できる限り売れない色を売る努力を考えてみたいと思います。