お盆休みも終わって
アーリーのそば霞ヶ関カンツリーでは日本ジュニアが行われている。

毎年この時期には県予選を勝ち残ったジュニアゴルファー達が
全国からアーリーに来てくれる。

今日は大会2日目、
先ほど予選も終わり本戦に残れなかった娘達が、「来年も必ず来る」と言い残し打席に練習に向った。

この娘達に明日の試合は無いのだ、
しかし、ラウンド後キッチリ練習する、この基本動作が強くなる基本だ。
スポーツも仕事も一流は基本動作がキチンとしている。

お盆も営業してたのだが
先週からの急激な猛暑はアーリーの売り上げと私の心に打撃を与え続けている。
明日から涼しくなるらしい、期待。

と、猛暑のせいでブログの更新サボってた訳じゃないのだが
嬉しいですね、私のブログ楽しみにしてくれてる読者いるんですね。

「社長、ブログ更新遅いね!」と一声掛けられてしまった。
こりゃマズイ!
実は、前回の内容にチョイト煮詰まっていたのだ。

前回ご紹介したシステムを形成する3つの基本類型の話だが、

前回私は、
「3つのどれかの基本類型に当てはまるほどアーリーの現場は単純じゃないと思っている。
「安定した環境」、
「穏やかに変化する環境」、
「複雑度と不確実性が高い環境」がそれぞれに存在する。

社長の上意下達も、話し合いによる根回しも、
基本ルールを決め確認した上での権限委譲されたフレキシブルな対応も、
それぞれのシーンで必要だ。」と締めた。

元々『危機管理に強い組織を築け』というテーマに興味をそそられて始めた考察なのだが、
これでは何でもありですよ!と言ってるよなモノで参考にも何もなりゃしない。

私自身どうも消化不良で腹に落ちない、
チョイと間が空いたが3つの基本類型の運用についてもう少し考えてみたいと思う。

と考えていたら煮詰まっちゃったのだ。

煮詰まりながら思いついたのが、
3つの基本類型を運用するにあたり、
この議論ではどうも組織が置かれているステージ(段階)の議論が
抜けているのではという事であった。

システムを行使するステージ(段階)には、
方針を提示する段階と提示された方針に従い実施する段階の二つあるはずだ、
以下提示してみると

1、大きな方向性を方針を作るステージ(段階)

この段階ではタイプ3のような上意下達の方式で、
トップがリーダーシップをとって決断し決める事が大切だろう。

青木先生は比較的安定した環境下で効率的だとの指摘されていたのだが、
想定外の状況下に於いてこそリーダーの素早い決断が必要なのではないか?

問題はリーダー自身の資質、決断する為の日頃からの準備がされているか否かと覚悟だと思う。

想定外などと言ってるようじゃ遅いよね。

リーダーたる人間には日頃から最悪を想定した準備をし、
いざ事が起こった際の素早い決断と行動が求められる。

ソフトバンクやユニクロのような企業において、
後継者の育成が一番のリスクだと言われるゆえんは、

この方向性、方針を決め常日頃危機に備え、いざ危機の際には素早く決断し行動を起こし、
組織を鼓舞する能力を持つ後継者を育成するということが一朝一夕というわけには行かないからだ。

民主党政権には、この国の危機管理を考える上での覚悟と準備がされているか??
と感じる事ばかりだ。耳障りのいい美味しそうな馬人参ばかりをチラツカセ政権交代すること、
選挙対策を目的とした人気取りの政治では困る。

2、方針に従い実施するステージ(段階)

この段階でこそタイプ2のような
日本式の調整・交渉・摺り合わせを通じて相互の活動を連続的に調整していく事が求められる。

ただし事が進むまでに時間が掛かるよね、責任の所在も曖昧だし、
これじゃ素早い決断と行動が求めれる現代では機を逸する。

それで、タイプ1のように特定の機能を事前に決めておいたオープンルールにより
多重に組み合わせる事が求められるのではないかと考える。

実はこの「方針に従い実施するステージ」の運用を成功させるにはカギがあるのだ。
それは何か・・・?

運用の要、それは危機を想定し準備したルールに従った訓練だ。

震災当日のディズニーランドの対応がテレビで特集されていた。
この特集で一番感じた事、それが訓練の大切さだ。

ディズニーの危機管理は、やはり素晴らしかった。

現場の判断により刻々と変わる状況にフレキシブルに対応していた。
日本式の調整・交渉・摺り合わせを通じて方向を決めていたら間に合わない。

あらかじめ共有したオープンルールの下、現場の裁量に任せていかないと現場は回らなかったろう。

青木先生の指摘のように
明示的なインターフェース(接触面)のルールに従いながら
各モジュール(構成要素)が固有の機能を発揮していた。

多少の不具合も出るだろう、そこで初めて
現場合わせで調整・交渉・摺り合わせを通じて相互の活動を連続的に調整し、
多重に組み合わせていく必要が生じる。

お客様の状況を見て現場では刻々と調整が行われたのだ。

しかし、忘れてならないのは、実際この対応をスムーズな運用に導いたカギ、
それは日頃の訓練だということだ。

ディズニーでは大地震(震度6強)を想定した防災訓練を全キャストが繰り返し受けている。
訓練は年間180回ほど実施され、二日に1度はパークのどこかで行われているという。

さて、実際に年中無休で早朝深夜まで
複数のスタッフが交代で回しているアーリーの現場では、
大震災後の社長の方針はどのように受け止められ運用されていったのだろうか・・・?

実際、地震翌日も営業するんだという覚悟を持って現場合わせを行い営業を実施した。

実施した状況は私に随時報告された。

危機感を従業員全体で共有出来たので改善がスムーズに行えたのは幸いだった。
しかし、課題も多々表出したのも事実だ。

今回の体験を反省し早急に体制を整えて出直さなければならない。
アーリーはこの震災でまた一つ進歩する機会を得たようだ。
今回も対従業員目線の危機管理のお話。

前回「クリーンリネスによる危機管理」という
清掃が危機管理にいかに大切かという話をしたばかりだが、

日経新聞8月4日朝刊、経済教室「原発事故から学ぶ」というテーマで
青木雅彦スタンフォード大学名誉教授が「危機管理に強い組織を築け」
という興味深い話を寄稿されていたので、今回もまた危機管理の話をしようと思います。

青木先生は組織を動かす基本システムを3つの基本類型に整理し、
3つの原発危機の際に危機管理組織の違いがどのように作用したのか以下のように指摘しています。

私見を交えてまとめてみました。

タイプ1、
明示的なインターフェース(接触面)のルールに従いながら各モジュール(構成要素)が固有の機能を発揮するタイプ。

複雑度と不確実性が高い環境下では、特定の機能をオープンルールにより多重に組み合わせるこの型が効率的。

米スリーマイル島原発危機の際、大統領と現場工場長の関係が原子力規制委員会のルールで明確化されており、それぞれが適切なタイミングで決定し責任を持って実行した例はこのタイプだそうだ。

事前に基本ルールを決めて後は互いの権限で進めるということか?
このところ議論になる権限委譲による部下と組織の活性化策に通ずるものがあるね。

タイプ2、
継続的な調整・交渉・摺り合わせを通じてモジュール相互の活動を連続的に調整していくタイプ。

比較的穏やかに変化する環境に対してはこの摺り合わせ型でもいいのだが、
想定外の大きな問題が起きた時の危機管理としてはリスクが高いらしい?

たしかに福島原発危機では、首相官邸、東電、原子力安全保安委員会、現場の継続的なやり取りと暗黙の意図の読み合いが現場の決定実行をためらわせた。

責任の所在は今も明らかでないよね。

タイプ3、
上意下達の方法でモジュールを連結するタイプ。

比較的安定した環境下では効率的だが、
想定外の事態に落ちいった際にはとんでもない対応となる危機管理のリスクがある 。

チェルノブイリ危機の際には、意思決定の頂点にいたゴルバチョフ書記長が
18日間の沈黙の後に数十万の予備兵をマスクなしで現場に送り込んだ。

3つの原発危機はどれも「安定した環境」でも「穏やかに変化する環境」でもない、

「複雑度と不確実性が高い環境」であるはずなので、原発危機のような災害の危機管理には
タイプ1のような危機管理組織が効率的(この効率的という表現なんとも曖昧)だということか?

やはり青木名誉教授も今後の日本のエネルギー対策に必要なのは、
不確実性の対処と革新において
優れたオープンルールに基づくシステムの構想であると指摘する。

これまでもけっして「比較的安定した環境下」では無かったのだろうが、
情報の無さゆえに本来の日本のエネルギー状況が見えていなかっただけなのだろう。

感情論に流されず日本の将来を長期的な基本戦略に立ったルールによって舵を切って欲しいと願う。


さて、今回もここまで長かったが、
この3つの基本類型をアーリーの危機管理の基本システムを考える上で当てはめてみると、

現在のアーリーの状況は、
「安定した環境」、
「穏やかに変化する環境」、
「複雑度と不確実性が高い環境」のいずれなのだろうか?

皆さんどう考えますか?
私はここまで来てまた考え込んでしまった。

「複雑度と不確実性が高い環境下」に決まってるでしょうって、
はたしてそうなのだろうか?

私は、現場は3つのどれかに当てはまるほどアーリーの現場は単純じゃないと思っている。

アーリーは年中無休で朝から深夜まで
複数の多種多様な人間がシフトで交代してつなげている現場。

「安定した環境」、「穏やかに変化する環境」、「複雑度と不確実性が高い環境」
がそれぞれに存在する。

社長の上意下達も、
話し合いによる根回しも、
基本ルールを決め確認した上での権限委譲されたフレキシブルな対応も、
それぞれのシーンで必要だ。

この機会に3つの基本類型の一長一短を念頭に
今後のアーリーの危機管理について見直してみようと思う。
このところ台風だ!大雨だ!
野暮用だ!
一番大事な資金繰りにボーナス支給だ!と更新遅れてたら

アーリーのスタッフがバリバリとブログ更新してますね。
アーリースタッフのソーシャルメディアリテラシー上がって来てますよ。

プロスタッフ達もフェイスブック始めるらしいし、
ツイッター、ブログ、フェイスブックと忙しいですね皆さん!
楽しみながらがんばりまっしょ。

さて、本日は台風対策していた現場で感じた反省から
アーリーの従業員に対する目線で書いてます。


「清潔で感じのいいゴルフクラブ」
アーリーがモットーとしているこの言葉、アーリーの従業員なら知らない人はいない言葉ですが、
実際このモットーのような状態を維持して行くのは難しい。

だいたい「感じのいい」・・??、
このなんとも抽象的で情緒的な感覚、状態、雰囲気を表現するこの言葉。
いったい「感じがいいってナンなんだ?」

「あの人感じいいね」と言えば
「人当たりの良さや、キメ細かい心遣い」「外見やファッションセンス」などから感じる
「心地の良い印象の人」を言っているよね。

ところが、「人当たりの良さや、キメ細かい心遣い」、
これって人によってどの様な人当たりや心遣いが感じがいいのか悪いのか好き嫌いがある。

「外見やファッションセンス」となると・・・、もう!これどうなんでしょう?
もっと好き嫌いの差があるような・・?

この形が無く標準化が難しい「感じのいい」に比べ、同じくモットーに肩を並べる「清潔」これはいったいどうなんでしょう?

このキレイ、清潔と感じる度合い、実はこれも人によって尺度が違います。

それゆえアーリーの「清潔尺度」をどのレベルに設定するかによって「清潔度」が違ってしまうんです。清潔を維持するにはアーリーの清潔尺度がどのレベルなのかを私と皆さん互いの共通認識にしていかねばなりません。

さて、今日は私が考える「清潔であることの四つの効果」についてご紹介したいと思います。

サービス現場に於いてゼロを普通と仮定し、清潔と不清潔どちらか感じがいい方をプラスにするとしたら、あなたならどうですか?

私は清潔がプラスで不潔がマイナスです。(炭火焼きのススがこびり付いた提灯の風情がイイなんて店もあるけどね)

私が考える「清潔は」とは、『感じがいい』のファーストアドバンテージなんです。
まずこれが一番目の効果。

設備は経年劣化しますが、経年劣化を理由に清潔にする事を諦めてはいけません。
日々の手入れによって設備の経年劣化は防ぐことが出来るんです。

清潔にする事は『設備保全・メンテナンス』にも役立っているんですね、これが二番目の効果。

「捨てる技術」なんていうベストセラーがありましたが、
整理整頓して捨てると「清潔」になるんですね。
すると道具が整理され見つかりやすくなり作業の効率化が進みコスト削減にも結びつきます。
これが三番目の効果です。

さて清潔にすることの四番目の効果、これが今日の演題です。

ああ!ココまでの前置きが長かった(いつもそうだとの陰の声)

そう!清潔である事は危機管理の基本でもあるんです。
汚いと事故が起きるんです。

先日の台風対策をしていてこの四番目の効果を思い知らされました。

もの凄い横なぐりの大雨による洗球室への雨漏り、配電盤にも雨が入り込みました。
現場に行って見てビックリ、何しろ汚いんです。

汚いと汚い現場に行くの何となく嫌ですよね。
誰でも油やスス、くもの巣にまみれたくはない。

するとどうなるのか、チェックも甘くなり、現場の変異に気付くのが遅くなるんですね。

現場の異変に気付くのが遅ければ対処が送れ、傷口を大きくしてしまいがちです。

昨年の猛暑から始まり、3.11の大震災、
そして超大型台風、戻り梅雨の豪雨と自然災害との戦いが続いています。

「後始末より前始末」危機管理には先を読んだ事前の対策準備が不可欠ですが、
一番の基本は『清潔』を維持することの効果を肝に銘じ、
日々の清掃、整理整頓を進めて行くことですね。

でも、いくら清潔でキレイな店でも慇懃無礼な冷たい接客ではね。
裸電球の屋台でも心温まる接客と美味しいB級グルメのある店が私も好きです。

チョイト告知
8月9日号の週刊パーゴルフ18ページ編集者の言い成りで
こんなポーズで出てますので
見てやって下さい。$アーリー社長のハッピー・ラッキー日記