厚生労働省の国民生活基礎調査によると、介護が必要となった主な原因は
①脳梗塞
②認知症
③高齢による衰弱
④骨折、転倒
⑤関節疾患
⑥心疾患
の順となっています。

男性では脳梗塞、女性では認知症が、介護が必要になる原因のトップとなっています。


高齢者では、転倒による骨折が、寝たきりで要介護になる原因のひとつです。

実は、歯を失ったままで歯を入れないと、転倒しやすいといわれています。


 

歯が19歯以下で、義歯を使用していないヒトは、20歯以上あるヒトに比べて2.5倍転倒リスクが高くなるという研究データがあります。

しかし、義歯を入れと転倒リスクは約半分に抑制できるというのです。

転倒しやすくなるのは、認知および体幹の重心バランスの問題であると思われます。


多くの歯が失われると、噛み合わせが狂い、姿勢が歪んで重心バランスにも歪みが生じます。

噛み合わせがずれているヒトは、脊椎が歪んで骨盤も歪み、左右の手足の長さに違いが生じることもあります。

歯を失ったら、放置せず、きちんと義歯やインプラントなどで機能回復することが大事なのですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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