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今回は、日本人のカルシウムの摂取について書きます。

日本人は、世界的にみてもカルシウム摂取量が少ないといわれています。

これは、日本の地層や地形、国土の広さなどの影響が大きいと考えられます。

石灰質の地層であるヨーロッパなどとは異なり、日本の水はカルシウムなどのミネラル含有量が少ない軟水が主体となっています。

これにより、我が国の野菜や果物など、食品に含まれるミネラル量も相対的に少ないのです。



カルシウムを多く含む食品は、
●乳・乳製品
  牛乳、チーズ、ヨーグルト
●小魚・海藻
  干しえび、桜えび、煮干し、しらす干し、いわし、わかさぎ、ひじき、わかめ、海苔
●豆・大豆製品
  ごま、油揚げ、えんどう豆、納豆、豆腐、
●野菜
  小松菜、モロヘイヤ、パセリ、バジル、しそ、大根葉、切干大根
など


カルシウムを含む食品でも、それぞれの食品により吸収率が異なり、乳・乳製品50%、小魚・海藻30%、豆・大豆製品18%、野菜18%ほどです。

日本人は、エネルギーやタンパク質、脂質、糖質などを過剰に摂取していますが、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が不足しがちです。

特にカルシウムは多くの日本人が不足していると指摘されています。

カルシウムの摂取が不足すると、骨からカルシウムを補おうとするため、骨粗しょう症になりやすくなるのです。

バランスよく栄養素を取り入れるためにも、カルシウムを多く含む食品をいくつか組み合わせて摂るように心がけましょう。


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