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今回は、口臭について書きます。
口臭には、口腔内由来のものと消化器系疾患や糖尿病などの全身疾患由来のものがあります。
ただ、病的な口臭の多くは、口腔内の清掃不良と歯周病に起因していることは間違いありません。
虫歯がたくさんあっても、歯周病が無ければ、意外とそれほど強烈な口臭にはなりません。
歯周病があると、歯周ポケット(歯と歯茎の際にある隙間)の中でバクテリアが繁殖し、毒素を産生します。
これにより歯肉や歯槽骨が炎症を起こし、歯周ポケットの中にも歯石が付着するようになります。
この歯肉の中に出来る歯石は、歯肉縁下歯石といい、歯根に協力に付着します。
この縁下歯石を除去し、ブラッシングを徹底的に行うだけで、歯肉の炎症はかなり収まり、口臭は劇的に改善します。
歯周病が重症の方は、一般的に強い口臭がありますが、正しいフラッシングの習得と、深い歯周ポケットを改善する手術(FOP;フラップオペレーション)、保存不可能な歯の抜歯を行うことで、口臭を無くすことが可能です。
ガムを噛んだり、イソジンなどの含嗽(がんそう;うがいのこと)でも口臭をごまかすことは出来ますが、根本的な解決にはならず、短時間のうちに口臭が発生してしまいます。
口臭が気になる方は、歯周病である可能性が高いため、歯を守るためにも早めの受診をお勧めいたします。
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