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今回は、歯並びと舌房(ぜつぼう)の関連について書きます。

舌房とは、舌を置いておくスペースのことで、歯列の内側のスペースのことを指します。

別名「舌の部屋」とも呼ばれます。

この舌房の広さは非常に重要で、舌の大きさと歯列の広さによって決まります。

舌の大きさには個人差があり、大きいヒトもいれば小さいヒトもいます。

舌が大きいヒトは、舌が歯列を内側から押し広げることによって、しばしばスキッ歯になることがあります。

また、舌の大きさが普通であっても、歯列の広さが狭いために、舌が喉の奥の方に追いやられてしまいます。


 
下顎の臼歯が内側に入り込み、舌房が非常に狭い鞍状の歯並び。
舌を置くスペースが無いため、舌が喉のほうへ下がりやすく、気道が狭くなる。
噛み合わせの高さも低く、下顎が後方に下がりやすい


舌は、通常、リラックスした状態で口蓋(こうがい;上顎の天井)に軽く触れています。

鞍状の歯列では、舌は後方位となり、気道を圧迫してしまいます。

舌による気道の圧迫は酸素不足となり、頭痛の原因や、記憶力や集中力低下に結びつく可能性があります。

この機序は、睡眠時無呼吸症(SAS)とほぼ同じと考えられます。

しかし、歯列矯正によって歯並びがよくなり、同時に舌の拳上訓練を行うことで、舌のポジションが正常に戻ると、このような症状が劇的に改善することもあります。


歯列不正でお悩みの方は、担当の先生に一度ご相談されてみるとよいでしょう。


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