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今回は、インプラント手術後の腫れ・痛みについて書きます。

現在、世界中で使われているインプラントシステムは、数えきれないほどたくさんあります。

ほとんどのインプラントシステムにおいて、骨を削るドリルの長さ・直径などがきわめてシステマチックに規格化され、短時間でインプラントホール(インプラントを入れる穴)の形成からインプラントフィクスチャーの埋入までできるようになっています。

骨のあるケースでは、慣れた歯科医師なら、インプラントの埋入は5分程度で可能です。

手術の時間よりも、表面麻酔や麻酔が効くまでの待機時間、消毒や器具の準備の時間のほうが遥かにかかります。

骨のボリュームが足りない場合には、骨造成が必要になるので、歯茎(歯肉)の腫れや痛みが出やすくなります。

 
 インプラント埋入前。骨のボリュームは十分ある

  
インプラント埋入直後。切開・縫合しても、出血はほとんどない

骨が十分にある通常のインプラント手術は、腫れや痛みをほとんど生じません。
親知らずの抜歯のほうが、はるかに痛みや腫れを生じます。

通常のインプラント手術は、必要以上に恐れることはありません。
不安や心配な点があったら、遠慮せずに担当の先生にご相談しましょう。