近所を散歩していると、小さな街の墓地に出会いました。
通りとの境の壁が低く、お墓の様子がよく見えるのですが…その光景にちょっと驚きました。
なんだか明るいんです
壁沿いにはピンクや赤のお花がたくさん並び、お墓もきれいに手入れされていて、暗い雰囲気がまったくありません。(写真↓)
日本でよく見るお寺の墓地は、おごそかで静かな空気を感じます。
私にとって「お墓参り=かしこまったもの」でした。
それに比べてスイスの墓地は、小さな街の真ん中に溶け込んでいて、まるで家族がカフェに寄るようにふらりと立ち寄り、お花を添えて故人を想う場所のよう。
カルチャーショックでした
墓地は小さな教会の隣にあり、その教会もお花でいっぱいに飾られていて、とてもかわいらしい雰囲気。(写真↓)
国や文化によって「死者を偲ぶ空間」のあり方がこんなにも違うんだなぁと気づかされた散歩タイムでした。