日本陸上選手権! トップアスリートへの道! | 元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

28年間実業団長距離界在籍(選手14年・女子コーチ1年・女子監督13年)・サロマ湖・四万十川ウルトラマラソン3年間公式チャレンジャーを完走に導きました。
再び、アスリート育成世界へ戻ります。

本日まで、日本陸上選手権が開催されました。


私が女子実業団長距離チーム監督経験上、どうしても、女子長距離選手のレースを観たいです。


【女子1500m】

ワンツーと我が高校の後輩でした。



【女子5000m


後輩が優勝!

残念ながら世界陸上の標準記録を突破ならず。

しかし、ラスト3周から先頭に出て、ラスト1周は60秒台で走り切ったことは、日本人女子長距離アスリートでは別格です。

競うあう選手がいたら、標準記録の14分57秒を突破できたと思います。 



今は、マラソン選手もスピードの時代です。

日本人女子長距離アスリートに対応できる心肺機能よりも、筋力が必要です。



ただ、走るだけのトレーニングでは、世界で通用しません。ブレない走りをするために筋力トレーニングが必須です。

ブレない走りの中で、腕をしっかり振り切ることが理想です。

田中希実選手(ニューバランス)は、理想の走りをしています。更なる進化を期待しています。



【誰にも負けないケア】

◉走るトレーニングは誰でもやっています。意識が高くとなると、スピードに対応できる筋力が必要です。これは、指導者がしっかりと気付かせることです。

◉疲れを残さないセルフケアが重要です。

ストレッチポール、ストレッチボード、バランスボールなど使って、身体中の張りを最低限に抑えることができます。

そして、トレーナーのケアにより一層奥深い筋力の張りを取ることが出来ます。

◉一日24時間しかありません!

メンタルケア、セルフケア、支えていただいている方々の会話など『志』から『覚悟』そして最後は『本気』へと進化していきます。

◉最後は人間力です。

結果を出さない!と思うことはあります。ただ、これだけでは、主観的な考えになり、感情のコントロールが出来ません。

客観的な考えにより、自身よりも命懸けでやっているアスリートが存在していること。悲劇な人間にならないこと。

◉他喜力

・日頃から支えていただいている方々を結果で喜んで欲しい気持ち。

・更に進化すれば、世の中の方々に、感動、元気、勇気を与えた気持ちです。これこそ、トップアスリートの気持ちです。プレッシャーよりも喜んでもらたい気持ちこそが他喜力です。