蜂蜜の中でも、最も効能が知られているのは、ニュージーランド産マヌカハニーです。
 

私自身、ハチミツは好きですが、ハヌカハニーは独特の風味と少しの苦味があって、上品に甘い国産のレンゲとかあっさりとした風味が好きです。

しかし、口腔内乾燥が酷いときは、流石に至近距離で生理的口臭が起こるリスクがあります。

 

私は仕事柄、常に患者さんのキスする位置の息を無臭にしないといけないし、官能検査もしますので、気をつけています。


そんな時に、愛用しているは、マルカハニーの のど飴です。(Kanro製)
保湿効果と、殺菌力が強く、口臭も一気に無臭化されます。(持続時間は1時間ほどですが)

 

マルカハニーには、品質を表す表示があります。
パッケージに MGO115と表記されています。
MGO115というのがマルカハニーの質(グレード)を表します。

使い方は、ガム法と同じで会話しないときは口の中で転がせて、喋るときは奥歯と頬のあいだ(耳下腺開口部)に挟んでおきます。ほとんどバレることはありません。
ガムと異なり、だんだん小さくなっていき、最後は消滅しますから。

MGOというのは、メチルグリオキサール(MGO)の略でニュージーランドの特別な地域に生育するマヌカ木やその近隣種から採れる花蜜だけに見いだされる希少な成分で強い抗菌力があります。

このメチルグリオキサール(MGO)はハチの巣から集められたばかりのフレッシュなハチミツでは低濃度でしか含まれていないのですが、ハチミツを貯蔵する間にジヒドロキシアセトン量が減り、その代わりにメチルグリオキサール量が増えてきて 、強い抗菌活性を示すようになります。

(出典:大洋製薬株式会社)

確かな製品にはMGO115というふうに数字が示されています。

MGOはマルカハニーのグレードを表しています。



グレードが高いほど抗菌作用が強いです。実際に医療現場でも使用されています。

製品によってはUMFの表記があり。これはユニークマヌカファクターと呼ばれ、マヌカハニーに含まれる特別な成分で、ニュージーランド国立ワイカト大学・生物化学研究所により、一部のマヌカハニーの中に特別な成分が多く含まれることが発見され、他のマヌカハニーとは区別されています。

UMF数値は 10+、15+、20+、25+の4種類です。
これらはUMFマヌカハニーが持っている特別な成分についての値です。
2008年アメリカのFDAはUMFマヌカハニーの病院での活用に関して承認しました。

※FDA:アメリカ食品医薬品局。医薬品、医療器具、化粧品、食品等製品の許可や違反品の取締りなどの行政を専門的に行うアメリカ合衆国の政府機関です。 

 

 

 

 

 

この製品の場合、UMF6+ MGO 115の品質です。

 

 

ニュジーランド政府は、マヌカハニーについてはその品質保持のために厳しい基準を設けています。



 

愛用の製品(口腔内乾燥防止、のど乾燥の防止、口臭消臭目的)↓