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電子書籍アプリ協会の儲かる電子書籍ビジネスの法則

電子書籍界のコンビニブックメーカー書籍アプリ協会のブログです。
短時間で手軽に読めるコンビニブックの様な電子書籍アプリを発行しています。

 出版物の電子化を進めるために、国内の出版業界が連携して来月2日に設立する新会社「出版デジタル機構」に対し、官民ファンドの産業革新機構が、総額150億円を出資することがわかった。日本政策投資銀行も28日、三井物産と東芝、NECとともに、電子書籍配信サービス会社「ブックライブ」と資本提携すると発表した。

 産業革新機構は政府が9割を出資する国内最大級の投資ファンド。政投銀は政府が全額出資する政策金融機関。業界を横断する連携を国も後押しし、日本の電子書籍市場を拡大させる狙いがある。現在、国内の市場規模は年間600億円ほどだが、三井物産や東芝によると、スマートフォンやタブレット端末の普及で、2015年度には年間2千億~3千億円に急成長する見込みという。

 産業革新機構は、業種や企業などの従来の枠組みを超える新事業に資金を供給する。最近では格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションにも42億円を出資しているが、今回の額はそれをはるかに上回る。本を電子データにする費用などに充てられる見通し。

朝日新聞




すでに180の出版社が賛同を表明、とのこと。
日本の電子出版の未来はどうなるか?



だめに決まっているじゃない。



お金使いすぎ。
googleならタダだよ、紙のデータ化なんて。システムが揃いつつある今、電子出版業界なんて、コンテンツホルダー、作者だけ居れば良いんだよ。無駄な人がかみすぎ。



天下りしすぎ。
デジタルデバイスなんてなーんも知らない面々が出資して利権団体立ち上げちゃった感がありあり。税金に頼りなさんな。apple、amazon、先駆者はみんなリスクしょってやっている。



とにかく遅すぎ。
うちが電子出版事業を始めた2年前で、ある先行者に「周回遅れてる。地球3周ぐらい。」って言われて奮起した覚えがある。今なら太陽系一周ぐらい遅すぎ。



何でもかんでも電子書籍とスマホですむわけない。
電子書籍で見る内容はライトな雑誌、雑学系、小読みモノぐらい。紙がなくなるわけないじゃない。何でもかんでもこれからはスマホ!と思っている人と同じ。



すでに勝負はついている市場。
apple、amazonがつくったシステムで十分で、残りはだだっ広くgoogleが拾い上げて電子化してくれるから、無料で。今さら新規のマーケットを作る必要は無い。作るならもっとニッチにいかないと。150億もかけるパイはあまっていませんよ。



appleとamazonで統一してくれないかな日本の出版業界も。















iPhoneアプリ 3G回線ダウンロードサイズ制限を従来の20MBから50MBへ



今までiPhoneアプリをiPhone端末から購入する際、通信環境が3G回線の場合はダウンロードできるアプリの容量が20MBまでと制限があった。20MB以上の人気ゲームや画像が多い写真集、雑誌などはわざわざPCに繋ぐかwi-fiにアクセスするかしないといけなかった。


「続きは家で!」という状態だったんです。ものすごい面倒なんです。



必要な時に出先でも手軽に入手でき、ぱっと友達に見せられる、そこからバズが生まれる。それが流行るアプリです。



今回、その制限が50MBまで拡充されました。第3世代iPadの高解像度化によるアプリサイズの増量への対応と、次世代通信網のインフラ拡充が順調に進んでいる証拠でしょうか。



いつでもどこでも大容量アプリをDLできる環境は整いました。50MBあればゲームも画像もガンガン扱えます。電子書籍アプリにもがんがん挿絵を入れられます。写真集もイケます。



今までこの20MBの制限の壁でDL数が伸びずランキングインの日の目を見なかったアプリは実はたくさんありました。



我々アプリ開発業者の中では、アプリをリリースするなら
・ユーザー数が多いiPhoneで(iPadではなく)、
・DL頻度が高い3G用20MBまでの容量で
というのが常識でした。



新型iPadの投入とDL容量制限の緩和で、この常識も変わりつつあります。



ま、でもiPhoneで軽い容量がもちろん定石ですけどね。
電子書籍アプリ協会は電子書籍アプリ業界のコンビニブックを目指します。


コンビニにおいてある書籍はだいたい以下でしょうか。

・人気雑誌/情報誌
・人気週刊誌
・人気週刊漫画
・ちょっとエッチな本
・廉価版コミック
・ミニ雑学集

人気があって回転率があり、あとは手軽に買えるもの。


特にミニ雑学集の様なものはiPhone/Android端末で読むライトな用途に向いています。

「○○の100の謎」
「仰天!××の裏話」

値段も300円ぐらいの安いものが主流です。紙も最低品質の再生紙、表紙デザインも無いよりはマシ程度で装丁なんかあってないもの。30分もあれば全部読めてしまいます。トイレや電車の待ち時間で読破出来てしまえる量。短時間で消化できる適度な情報量がポイントです。



電子書籍アプリ協会が発行する電子書籍アプリは紙ではなく電子書籍アプリでそれを行ないます。


手持ちのスマホやiPadから気軽に買える書籍。ネットさえつながれば外出中や移動中でもどこでも購入できます。


データなので紙も必要ありません。



値段も無料が大半です。高くても100円程度。



紙やwebとは違う新しい情報の摂取の仕方。それが電子書籍アプリです。


内容があるじっくり読みたいものはきちんと紙の書籍を買いましょう。そして家かcafeか天気の良い公園か落ち着く場所でじっくり読みましょう。内容のある文章はスマホの小さい画面ではやはり読みづらいんです。iPadやKindleもそう。


電子媒体で活字を読むと、どこかメール感覚で見てしまうというか。人さまのブログを見る感覚というか。頭に深く残らないんです。



電子書籍アプリはやはりライトなちょっとした読み物に向いています。twitterやブログ、facebookのウォールと同じ感覚で読める短い1ネタ2ネタ程度の内容が丁度良いんです。