愛の結晶 | グラサン日記

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ロックバンド「ザ・クレーター」のボーカルギター菊永のブログ

338db9c3.png万有引力にお越しくださった皆様。本当にありがとうございました。みなさんが手にしたCDはザ・クレーター5人と、僕らを応援してくれるみんなの愛の結晶です。心ゆくまでお楽しみください。ここで、このCDをより深く楽しんでいただけるように、各曲の解説を、俺の視点から、制作からレコーディングに至るまでのエピソードを交えながら、書いてみます。
「ヘビースモーカーの煙」。この曲は俺が部屋で録りためている鼻歌程度の音源をみんなが聴いてすぐに、「これは名曲だ!」と言ったところから制作に入りました。構成が決まるないなや、師匠がイメージを膨らませて、ライブでも流れているオーケストラやピアノの入ったバックトラックを作ってきた。師匠の行動の早さにはいつも唖然とする。歌詞は俺がある日、くたびれて部屋に帰って来たときに「へびーいすもーかあのけむり」ってところを自然に歌っていた。そこから広げていった。音源を聴くと、最初と最後には師匠の悪戯が・・・。完成した音源を聴いた時、いつもヘッドホンをして演奏しなきゃならない下瀬君が感動していたのが印象的だった。ビートルズへの師匠の愛。うねるベース。踊らずにいられないドラム。聴けば聴くほどに深みにはまるに違いないので、何千回、何万回も聴いてほしい。何万の人々が、この曲を聴きながら空中を漂う煙草の煙のように揺れている光景が見える。
「ノスタルジック」。これは原曲作りのスタジオに遅れてきたXを待っている間に適当に歌って作った曲。その日作ろうと思ってた曲より全然いいのが出来た。そこから紆余曲折を経て、師匠のキレキレのフレーズが生まれ、ノジャーのベースは歌った。ライブで演奏するときはみんなと一緒に踊りたい。タイトルはX作。俺がタイトルをヒントに詞を書き、その詞を師匠が広げた。音源を聴くと「シルエット 雲の シルエット」の部分で青空に飲み込まれる感覚になるでしょう。
「夕焼けエクスプレス」。今回の新曲の中では一番制作に苦労した曲。俺の原曲に、師匠のアイデアでイントロのリフがつき、中間部の車内での居眠りのシーンはノジャーのアイデアが生きた。どこか懐かしいような、甘く切ないメロディーにギターフレーズ。そして自由なドラム。この曲はライブでただいま赤丸急上昇中です。音源はライブとはまた違った展開が盛り込まれている。正直師匠のセンスには脱帽せざるをえない。よーく聴いてごらん。タイトルはこれまたX。歌詞は俺のありのままの気分で書いた。どこへ向かう電車かは想像にまかせるけど、長旅に疲れて電車で眠りこけてしまったことくらい君にもあるだろう?
今回のCD、プロデューサーは師匠です。その情熱に負けないよう、俺も頑張りたいと思います。たった3曲のCDがなぜ30分もあるんだろう?それに気づいたあなたはあれを全部聴いたのかな?ほんとにイタズラっ子な師匠ですよ。