音楽は地球を救う♡(6部)/二丁魁 | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

⑥13:45〜 (2列目0)

シンポジウムリフレイン

リバ
LOUE
ウサギと賽子さん
今も尚
アンハッピーバースデー
ひふみよ



「スペシャルライブ、スタート!!」……テーテレッテッテッテッテッテレ♪   シ、シンポジウムリフレインだーーーー!!!!ここでシンポジ!?今年4回目のシンポジウムリフレイン!?

正直めちゃくちゃ久々感はあった。2サビ歌詞間違えてたり、ラスサビ入♪夢なのか のステージ奥からの駆けつけ距離が短くて尺合わせるために動きが緩慢で「😶」てなった。


◇◇◇◇


ミ「(シンポジの振りに合わせて)お腹が揺れる……」ぺ「そんなことないですよ」ミ「そんなことあるの!」ぺ「ありますね」もう反論する気力もないぺいちゃんワロタ
ミ「お腹がぴょんぴょんしてるの」ぺ「ウサギ年だから」ミ「え?」え?

MCの体力は失いつつありますが、パフォは今回ずっと良いぺいちゃん。ぺ「ノッてますよ!!」って自分で言っちゃうくらい。それが一番うれしーーー!

あと2公演ということで、ミ「早く終わってほしいけど終わってほしくないけど終わってほしいけど終わってほしくない!!」ぺ「わかる!波があるんだよね!」

フル出演を目指し色んな対策をしてきた4人。ぺ「きゅー↓ぴー↑飲んだり」イントネーションがおかしくてお客さんにクスクスされて、「コー↓ヒー↑飲んだり」って乗っかった。あと眠眠打破となんか飲んだつってた。「だてに〜〜してない」ってぺいちゃん言って、前にいた友だちが振り返ってこっち見てきた。だてです。

ミ「エアマットレス持ってきた。でも膨らまさなかった!」アイソにベッド持ち込むアイドルすげえな。


振り返ってどうでしたか?なMC。これは後ほど教えてくれたんですが、次の特典会が最後で、振り返りを話した上で伝えたいことがあるおなカマもいるかもしれないから7公演目に先立ってここでお話してくれたということでした。気配り……🥲

ぺ「私は最初に『新しい自分を見つける』って言ったんですけど、たくさん見つかりました!新しい引き出し、『熱い!』だけじゃなくて、『あ、私ってこういう動きするんだ!?(腕ふわっ)』みたいな発見がありました」

ほんとに、7年弱見ててもまだ見たことない表現で毎回びっくりする。毎公演嬉しくて仕方なかった。パフォ厨報われまくりの24時間だったなあ。

ぺ「あとは私の野獣を解き放すみたいな(笑)」耳すまの狂い笑い煽り。ミ「対バンとかでやんないでね!ぺいちゃんやりすぎちゃうから!」ぺ「Mステとかでやる?(笑)」

ぺ「噛んじゃいました(笑)」 ってメモしてあるけどなんのことだろ、噛んだとこ数え切れんほどあったからな……

「限界を超えたからこそ伝わるものがある」みたいにも言ってた。なんかもう解脱してネクストステージに到達した感ある表情で。
極限状態でのライブを美談にしてはいけない。すり減っていくことをエモとしてさらに消費するなんて悪趣味だと自覚するべき。それでも絶対にやってよかったし、この企画でしか掴めなかったものがたしかにあって、それを正しく尊重してつないでいきたいなと思いました。2018のGAY24から今日まで6年弱そうしてきたように。


ふではこの24時間で『根拠のある自信』が持てたと。たとえばこれから『4時間のライブやります』とかなっても、『ぼくたちもう24時間経験してるんだから絶対大丈夫!』みたいな。ぺ「実績だよね。平日の11時からのライブとか、『朝ゲイのが早いよ』とか言えるもんね」

すごく伝わりやすくて、ふでらしい感想だった。『根拠のある自信』かあ。


くれちゃんはずっと笑顔でできたのが嬉しかった話かな。ミキさんは「24時間ずっと楽しいだけじゃなかった人も居ると思うの」って言った。

「24時間もあれば時間帯によっては元気だったり落ち込んだり、人が変わる。それも人間味だし、それってあたしたちもじゃん」みたいな、すみません全然ピンと来ない、わたしはずっと楽しかった。体力的にキツいのはもちろんあったけど、24時間で機嫌が乱高下して別人のようになってるオタクがいたんすか……?でもわたしも気分のムラめちゃくちゃあってすぐ顔に出るからな……人のことは言えない……すみません……

わたしが今回ずっとルンルン楽しくいられた理由はぶっちゃけたったひとつで、『ぺいちゃんのパフォが全公演まじでめちゃくちゃ良かったから』でした。それだけでは掬われない日もあるけど、この24時間はそれがわたしにとってはすべてだった。ぺいちゃんのおかげ。ありがとうございます。


「でもみんなの、一人一人の笑顔が私たちをステージに立たせてくれました。笑顔って一種類じゃないじゃん、M-1があればR-1もあって……それぞれ違う色の笑顔が全部大切なんだよ」みたいな、正確に覚えていられなくて悔しい。ミキさん大泣き。


またやりたいね。ペ「48時間やる!?月1で!(笑)」それはやだな(正直)


終わったらどうする?って話がやっぱりフィナーレの予感で少し寂しい。

くれちゃんは白米食べる。ミキさんはたこやき。ぺいちゃんはごはんよりも寝るかも。ふでは「お風呂に入りたいです😌」

ぺ「明日、カウントダウンライブですよ(笑)」は????



◇◇◇◇◇

ミ「すごいのやって!」ってミキさんからぺいちゃんへの期待の込め方から次の曲わかった。リバ!

ミキさんからのリクエストを受けてイントロからスイッチ入ってるのわかる。ギラギラというかギトギトの重油みたいな感じ。もう他になんも覚えてないけど、『絶対に忘れてやるものか』と思ったたったひとつがアウトロで、♪受け取りやすい の0ズレ。こんなに1対1でまったく同じタイミングで手を伸ばせたの久しぶりだ。歪んで左右非対称になる顔。ギッて音が聞こえそうなほど指先に力がこもって鈎になる。真似をしたわけでも、前もって頭で「こうしよう」って考えてたわけでもないのに、鏡みたいに同じ動きをしてた。この一瞬ほんっとにアドレナリンドバドバ出て興奮死するかと思った。

誰がどう見ても『良い!!』ってところは数え切れないほどあった24時間だけど、すみませんさすがにこれはわたしだけの特別大切箱に入れさせていただきます。むかし「あなたの視界あたしだけ!」って言われたリバあったけど、この瞬間のぺいちゃんもそうだったでしょ。


LOUEサビ入、ダンッ!!で腕振り上げて跳び込んでくる横1かっこよかった、♪そんな絵に描いた のステップとか、他にもたくさん「あ、すご」ってとこあったのに忘れちゃった。


賽子。イントロぺいちゃん笑ったー!!?え、すごいすごいすごい、いつもと全然違う、いつもはもっと作ってる感あるけど、今日は開演から19時間が経って一旦精神が凪に入って、演出とか打算計算、こう見えるかなの意識とかない、 “無” から薄い色が滲んできた、みたいなイメージ。頭使ってないからこそ、余計なもの全部削ぎ落としてこうなってる。なんなら客の反応とかもどうでもよかったんじゃないかなと思う。彼岸の賽子だ……

ミキさん歌詞ミスあった。
1Aミキパート♪あと一日 で後ろ向かうぺいちゃんのステップ軽いっすね……19時間やってんのにこんなにパフォ良いの……
1サビ入のパッ!の180°ターン良すぎてびっくりして声出た。こんなに軽く跳ぶのか。

2サビ終わりグルシャ最ッ高〜〜〜〜〜〜顔顔顔顔!!!!こんな不敵に口の端を上げて左右非対称の余裕綽々な表情する。滞空時間も手足のしなやかさも、なにもかも最高〜〜〜〜〜!!!!イェーーーーイ!!!!!

C俯きながら小さく舌を出して整えて、スーハー途中から笑った。ほんっっっとに大好きなパフォーマンスで泣きそうになった。歌詞が刺さるとかじゃなくてパフォが好きすぎて泣くってわけわからん、しかも百回近く見てる曲でいまさら。

ラスト♪あと少し前髪切って あたりかな、奥で後ろ向いて糸が切れたようにがくんと俯いて、頭を小さく横に振っていた。顔見えないしなに考えてたかこれっぽっちもわからないけれど、なんだろうこれ、畏怖みたいな感情だ。今日の賽子なにこれ、血反吐を吐くような壮絶さとは違う、やっぱり彼岸の、 “向こう側” にいるパフォーマンスだったなと思います。うまく言えないけど。



今も尚。2サビ♪薄情って言われても〜 から結構ギリギリに来てて、ミキさんの落ちサビで奥行ったらたぶん限界だった。食いしばるように耐えてるのがわかった。目を瞑って、かすかに震えて。ああ絶対に覚えておく、光の当たらないこんな影の場所で、ミキさんのめっちゃ良い落ちサビでだれもぺいちゃんのことを見てなかったとしても、わたしは絶対に忘れない。このぺいにゃむにゃむを覚えてる最後のひとりになりたい。



アンハッピーバースデー。はーーいよいよ終わりのムードがむんむん漂ってきました!
1Aミキパートのぺいちゃん膝高!!ずっとそんなんばっか見ててごめん!!すごい良かった、胸がいっぱいになった、けどもう色んな感情が飽和して言語化できない、オタクももう限界よ。



6部ラストはひふみよでした。そうだと思ってたからこの回だけすぐ手に取れるようにサイリウム腰に差してた。24時間で1本だけ、『ひふみよ落ちサビ』の完全に決め打ち。



1公演目の終わりから6公演目が始まるまでずーっとタイムアタックでひたすらレポ書いてて、ほとんど人と話もしなかった。メモすら全然追いつかなくて頭の中の整理大変だったー!!MCが長えーー!!!
アウトプットは義務感じゃなくて、それが楽しいし、気持ちを文字に換えて外に放り出さないと体の中に溜まって爆発するから、早く書きたくて書きたくてたまんない。指が感情に追いつかなくてもどかしい。6公演目まで、わたしの優先順位の一番上はつねに『書くこと』でした。じつはごはんもまったく食べてない。

でもこのひふみよ見たらスイッチ切れたみたいになーーんも書けなくなった。


いいひふみよだった。


「つまり幸せ なんてそういうこと!!!!」


なんも残らないくらいまで振り絞って叫んだ。


僕のひとつだけ、たったひとつ、
これだけ覚えてたら大丈夫になれる。


〆で握りしめた右手、ミキさんの「センキュー!!」のあともしばらく伸ばしたまま、わたしはこの時間が本当に好きだったのを思い出した。『全部伝わっただろ』の自信を湛えた、やり尽くした表情。たぶん実際には5秒そこらなんだろうけど、永遠なのかな?って錯覚しかけるほど、もっとずっと長く感じる。絶対にぺいちゃんより先に腕を下ろしてやるものかって意地もある。いやこの時間やっぱり永遠だったわ。


◇◇◇◇


終演後、わたしの前の列にいたお友だちふたりから声を掛けてもらって、『ぺいちゃんって……あたしのこと好きなのかも……』って思ったのが自惚れではなさそうだと教えてもらえて良かったです。「あざす!!」ってデカい声出た。



特典会、めずらしくぺいちゃんからひふみよの話をされた。

わたしの特典会はほぼ毎回ミキさんのソロひふみよから始まり、ここまでの5回の特典会でももれなくやってくれてたんですが、ぺいちゃんがひふみよに言及することは初披露のキネマを最後に今まであまり無かった。怨霊みたいなもんだから、下手に触れない方が良いと思ってるんだろうな……


二言だけ、それもみんなに同じこと言ってんだろうけど、わたしがあの場所で見れたことを肯定してもらえたような、わたしの答えになった。

ド執着してる自覚はある。けど、この曲はずっとミキさん対わたしで、ぺいちゃんはそれを「またやってらぁ」くらいの平熱感で黙って眺めてるだけで、ことさら関わろうとしなかったんですけど、今日はさすがにおれとおまえのひふみよだよ………



もうこれフィナーレでは??って普通に思うけど、次こそ本当のフィナーレです。