FREE GAY LIVE(6/6)/二丁魁① | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

SET LIST


マイノリティーサイレン

see you next life

思考回路ショート寸前

人を好きになれる君は何度でもやり直せるんだ

BAKADEMO AHODEMO

青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ


やめらんない!とまらない!






冒頭5曲で「もう終わっていい……」ってなった。体感2時間だった。め、、、、、っちゃ良い意味で!!!!こんなの初めて。あまりにも5曲が濃すぎておなかいっぱいを通り越してもう今すぐおふとんに横になりたい、もう毎秒怒涛で好きすぎてこれ以上は受け取る気持ちの余裕も、記憶領域の空きもないです、、、、という、、、、

楽しいと『秒で終わった』ってよく言うし、今までもそんなライブたくさん見てたけど、こんな2時間(実質)ひたすら好きパフォで殴られ続るライブ久しぶりだ。





影ナレぺいちゃん、お客さんの反応が物足りなくておんなじ煽り3回くらいしてた。今日も「気持ちは4人で!」。



マイサイイントロで、栄「はじめまして。二丁目の魁カミングアウトです」寝る時ひんやりパットみたいなヒヤッとした温度感、抑揚の少ないフラットな声で、初めてのふでの自己紹介。このトーンではじまるの新鮮だった。二丁魁の中でふでにしかできない無色透明な声音だ。


ってかワーーー!!ギャラクシー衣装のライブ10ヶ月ぶりくらい!!やっぱりかっこいいなあ。ぺいちゃんお化粧いつもと全然違う。マイサイ始まりの硬派セトリだからってダークメイクにするんじゃなくて、カラーレスで来たのが最高。握手させてほしい。



ぺ「……聴いてください。『マイノリティーサイレン』」のぺいちゃんのタイトルコールからいつもと全然違う。なんでそんな艶かしくアダルティーなの!?ってマイサイタイトルコール毎回思ってるんだけど、今日はふでの自己紹介の声音に寄せたフラットさ。今後もずっとこれでいい……


サビの腕ぶん回しの力の込め方も好きだった。殴り初速の強さと速さと重さ。鈍器。


1サビ、ふで/ぺい()\くれ の立ち位置で♪言えない〜 をふでが歌った。前はこのフォーメーションでぺいちゃんが歌ってた。


2A歌いながら衣装の胸元ぎゅっと握りしめた。皺がわかりやすい生地ではないのに、それでも指先に籠る力の強さが目に見えてわかるほど。こっちの心臓わし掴まれてるみたいだ。


A歌い終わって2Bで下手後方下がって唇を「む、」て結んだ。こんな顔マイサイのここでしたことない。それから笑うんだよ、いやもう表情さあ…………良すぎて頭抱えてしまう…………


まだ進める? 0奥まで下がって、ふで!くれ!ぺい!って正面向くとこ、ぺいちゃんもうこっち向くときには既に舌べろんべろん出てんの。向いてから舌ペロじゃなくて、出てる状態での振り返り。ガンギマリでウケた。

ウォーウォー合唱、ぺいちゃん0前、ステージの際の際で煽ってくれたのめちゃくちゃ良かった。めちゃくちゃ良かったことは覚えてるけどどう良かったのかもう記憶がない。



1サビではふでが歌っていて、ラスサビの♪言えない〜 はくれちゃんが歌った。今日ここぺいちゃん一言も歌わないのに気づいて茫然とした。

マイサイを3人で初披露したのは昨秋10/9のみさき遠征での一番大きなステージでした。ライブ中は指さし0ズレイェーイたのしーー!!🥳🎶って沸きながら見てたけど、終わってから「ああ、今日はもしかしたらぺいちゃんキツかったのかもしれない」と思った。そのステージの掃け方や、特典会や、10/12のライブを見てやっと。歯がゆかったし寂しかった。


言えない〜 をぺいちゃんひとりで戦うように歌っていたのも覚えている。張り詰めて、誰も寄せ付けない孤独だったこと。とか書くとあまりにもあの頃をドキュメンタリーとして美化して消費してるみたいで悪趣味なんだけど、でもねえ、今日このパートをふでくれに振れたことを思って、どれほどの心境の変化だったんだろうなとすごくすごく嬉しくなりました。こういう変化をリアルタイムで見れることがこの人たちを応援し続ける醍醐味なんだよ、とわたしは思います。




see youだーーー!!!曲入で倒れるふでから少し間を置いてドッタン──!てぺいちゃんも横に倒れた。横たわるぺいちゃんのギャラクシー衣装の映え方たるや。


1B運命と呼ぶのだろう かな、ぺいちゃん下2で斜め後ろ(0奥方向)向いてるから顔は見えない。んだけど、右の口角だけは見える。だけ!!そんでその口の端がほんの少しだけ上がったの!!!え、いま後ろ向いてんのにこの人笑ったの!?ここで!?どこまで客に見られてる自覚ある!?見られてるのわかってて笑ったの!?え、なになになになに!?!?!!ってカーーーーーッて一瞬で血が全身駆け巡って心臓ドコドコドコドコ鳴った。えっ、、、、、好きだが、、、、、、


1サビもギリギリィと絞め付けるような険しい表情をしていたかと思ったら、♪舵を で笑った。ほええ………

2Aおまじないぺいパート。歌ってるとこももちろん良いんだけど、歌ってないとこの表情好きすぎて楽しくなって両手で口覆って笑っちゃう。こんな超満面の笑みでシーユー見てるオタクほかにおるんかってくらいニコニコニコニコしてました。


2Bぺいクレちゃんすごく良かった。すごく良かったという記憶しかない。



2サビ終わり、前の3人体制ではぺいちゃんが虚空のミキさん、くれ、ふでと引っ張り上げた。今回はいつものように3人とも膝を着いて、3人とも自力で立ち上がりました。!!!!!!!!すげーーーーー!!!!!!!さっきのマイサイの♪言えない〜 とおんなじ感覚、あの秋からいまこんな風に変わったんだ。あまりにも『今』の二丁目の魁カミングアウトだ。これ観測できるのオタク続けてて良かったーー!


落ちサビぺいちゃん微笑みふわふわひらひらが長めで、いつもみたいにグラデで徐々に苦悶が侵食していくんじゃなくて♪悩み争うの〜 あたり?で100から0にスンッて落ちた。ほんとに、フェードチェンジじゃなくてスイッチ1つパチ、だったし、苦悶じゃなくて『無』みたいな。なんか今まで見たことない表現だった。「うおーすげー」ってしみじみ見入ってしまう。


ラスサビ♪誰かと二人〜 バックハグじゃなくてくれ・ふで・ぺい3人横並び。個の力というか、誰かに寄りかかるのではなくてひとりで、自力で立ってる姿がとてもかっこよかった。いまはまだ『隣には誰も今いない』で、誰にも干渉されてなくて、でもいつか次の人生を企める相手と出会うんだろうなというまぶしい兆しが見えた。いつもと企み顔のニュアンスも全然違って、具体的にはわかんないけど違った解釈のシーユーだった気がします。

ふでが♪二人 で左肩に✌️の右手を当てて、指先にクッと力がこもったのすげーーー


えーー楽しかった。この感想は演者が期待してるものではきっとないと毎回思ってるけど、『面白かった』が一番しっくりくる。




次思考回路だ〜!初披露!1B思考回路とは〜 のミキパートをぺいちゃん。踊りながら!♪心をなくした思いの導線は で肩がぶつかりそうな距離感でぺいクレ並んで、ぺいさんのくれ側()の口元だけひくついたのスゲー!!顔の左右が非対称で、右頬だけビキビキしてた。やろうと思ってできるもんなのこれ?


間奏から2Aもそのままぺいちゃんなんですけど、なんだこれこんな目してるの初めて見た。切り傷のような細い目(ℒℴν)100円玉サイズにまんまるに見開いて、まばたきもしない。目と口に別の回路が巡ってるかのように口元は笑みを湛えてて、シンプルに““狂い””で楽しーー!!

2Bのぺいクレ♪結局この場所〜 も嗤ってた。『笑う』じゃなくて『嗤う』なのこんなにわかりやすい例すげえな。


2サビ終わりの英詞パートは0奥でくれちゃんが。下手にふで、上手にぺいちゃん。ふでぺい大きく旋回して踊り始める(けどなんかちょっと不思議な入り方だった)


コールドレインターン今までで一番ぶれてたと思う、わたしが見た中では。イントロもだし、アウトロはもっと。まっすぐな軸のターンも大好きだけど、こんなふうに荒れ狂う海に浮かぶ船の甲鈑にいるみたいなターンも今日ならではでとても好きでした。




人好きイントロで憑き物が落ちたように柔和に笑う。ベースの感情が別人になった。ふで歌い出し♪またここで会いましょう オフマイクでぺいちゃんも小さく口ずさんでた。

1Bかな、♪年重ね でふでと顔見合せてふわっと嬉しそうに笑った。1秒もないほんの一瞬。こんなにエグいほど見どころしかないライブで、わたしが今日いちばん鮮明に覚えているのがここです。このステージひとつに限らず、『大丈夫』な日々なんだなあってわかって安心する。


1サビ終わり♪ゆくよーーーーー の伸ばしがすっっごく綺麗だった。気持ちよさそうに、ここ湖畔?ってくらいすっきりと抜けた。

(キャスでコメントしたら「いつもより余計に伸ばしてましたね♪そっとにーぎりしめていくよーーーーー って結構長くやったよ、やってしまいました。気持ちよかったんですね、きっと。んふふ()」って言ってました💮)



C何度でも青春は〜 3声ユニゾン。うそ、後半からくれちゃん下ハモかも!思わずケチャしてしまった。『ぺいちゃんが歌っているから』じゃなくて、体は別々の方向に向いてる3人の気持ちの重なりが目でも耳でもわかったから。


ラスサビ、両側のふでくれが膝付きでしゃがむのと同じタイミングで0奥のぺいちゃんが気持ちを整えたのがわかった。わかりやすいほどわかった。ちょっとびっくりしたんですけど、わたし3列目にいたらぺい推し以外のお客さんも一斉にしゃがんで、視界がめちゃくちゃ開けた。リバの落ちサビだってこんなことない。そんなのも含めて、演者も観客もまさしく『ここぞ!』って落ちサビでした。

3人体制で今まででいちばん良かった。0奥で歌うから正直物理的には結構遠く感じるんですけど、風に吹かれても折れずに撥ねっ返るようなしなやかな姿を、引きで全身見れたのが良かった。


見えないんだから痛みは 背を丸めて、前半3曲も『剥き出し!!人間の性(さが)!!』みたいなパフォしてたけど、ここ来てやっとその剥き出しなった生身の “やわらかさ” を感じました。