2019.06.15 ラジオ日本
『高柳明音の生まれてこの方』
(パーソナリティ・高柳明音さん)
ミ「はい!私たちゲイでもアイドルになれる\ピュッピュッ/二丁目の魁カミングアウトです。よろしくお願いします」
「「「よろしくお願いしまーす」」」
ミ「ミキティー本物です。お願いします」
ぺ「ぺいにゃむにゃむでーす。よろしくお願いしまーす」
き「きまるモッコリです。よろしくお願いします」
白「白鳥白鳥です。よろしくお願い致します」
高「皆さん名前にまずツッコミどころが……」
ミ「ふふ、いいでしょ。いい名前でしょ」
高「それぞれ期は違うんですね?」
ミ「あたしがリーダー兼プロデューサーで1期メンバーになります」
高「最初は何年から?」
ミ「2011年からですね。今年で8年」
高「長い。毎回オーディション?」
ぺ「そうですね」
ミ「元々1期はあと4人メンバーがいて5人メンバーだったんですけど全員辞めちゃった……辞めちゃうの」
高「ぺいにゃむにゃむさんが2期」
ぺ「そう2期でーす」
高「私もSKEの2期なので」
ぺ「一緒一緒。2期仲間」
高「きっかけがあったんですか?」
ミ「あたしは1期のメンバーがパフォーマンスしてるのを見て、『楽しそうだな』って純粋に思って応募してみようと、うん」
ミ「その時は全国6人の中から選ばれた」
ぺ「そう!」
高「倍率!」
ミ「戦い抜いたよね」
ぺ「猛者猛者」
高「6人の中で1人だけ選ばれた?」
ミ「ええと2人……」
ぺ「1/3!(笑)」
高「きまるモッコリさんは3期生」
き「私元々アイドルさんすごい憧れてて、当時二丁ハロって改名前の名前だったんですけど、グループのパフォーマンスを見た時に『私もこのグループ入りたーい』って思ってオーディション受けました」
白「私は4期になるんですけど、もう私白鳥とかきまるさんが見ていた頃の二丁ハロってアイドルとして活動していたので、しっかり。私たちと同じゲイの方がアイドルグループとしてキラキラしてるってところに憧れて応募しました」
高「4人になってから長いんですか?」
ミ「そうです。あたしたちは元々二丁ハロって名前でやっていて、その時5人でメンバー組んだんですけど、元々他のメンバーが芸能としてお仕事にするってメンバーじゃなかったんですよ。あたし以外の4人は辞めるのを前提で活動していて、しっかりアイドルを続けられるメンバーが揃ったら改名しようと決めてて、それが2年前の5月に二丁目の魁カミングアウトって。二丁ハロって名前もお借りしてる名前だったので。そこでメンバーが揃って改名して、そこからまた始まった感じです」
高「私が初めて見させていただいたMVが『病める時も 健やかなる時も』。すごい素敵だなって」
ミ「嬉しい!」
ぺ「えーうれしー」
高「色々聴かせていただいて、一番曲好きだと思ったのは『ウサギと賽子さん』。音楽もすごい好きだし、歌詞もいろんな人に置き換えられますよね。MVを見ると皆さんのこと……」
白「すごいしっかり聴いてくださって……」
ミ「すごい嬉しいです」
ミ「初めて恋愛の歌詞を書いてみて。昔の日記とか読んで、恋愛今してないから、『こういう恋愛してたな』って思い出して書いた歌詞になります」
♪ピンポンダッシュ
高「私でも歌える高さ。覚えてカラオケで歌いたいなって。すごく素敵な楽曲で。曲作る時ってイメージとかってどうやって決めるんですか?」
ミ「あたし全ての楽曲の作詞をしてたり、作曲もしてるんですけど、先に詞を書いてテーマが決まるんですけど、歌詞も実体験の悩んでることとかから始まるんですよ。で、その歌詞が完成する時ってその悩みが解決した時に曲になる感じで。あたしの書く歌詞って全部最初悩んでるんだけど自分なりの答えがラストのサビとかに出てくる曲が多いんですけど。歌詞が完成したと同時に、こういうイメージ、音が乗ったらより言葉が届けられるなって想像して曲を作っていくんですけど。殆ど歌詞が先なのが多いかな。日頃からずっと書き留めてます。気になったこととか」
高「YouTubeとか見させてもらって、『泣ける』ってコメントが多かったなって」
ミ「ライブとかでもおなカマが泣いてるよね」
き「泣いてます」
白「ファンのみんなが」
ぺ「ミキティーの書く歌詞って『ゲイだから、ゲイの人が共感できる』って歌詞ではなくて、ゲイじゃなくても男女関係なく世代関係なく絶対共感できる歌詞だから聞いてても泣けるし、うちらもライブ中歌ってて泣いちゃう(笑) ほんとに!」
ミ「4人で泣きながらライブやってたりする。人の生誕祭とかに呼ばれてライブやってるのにあたしたち意味もなく泣き始めたりするから異様だよね」
ぺ「何回歌っても泣いちゃう」
ミ「ゲイアイドルって聞くと “楽しい!ワー!” って盛り上がる感じをみんな想像するんですけど、あたしたちってそういう感じじゃなくて、現実味のある歌詞で、暗い部分とか誰でも悩むようなことをメインに歌ってるので、一回歌詞をちゃんと見て聴いてみてほしいよね。イメージと全然違うと思います」
白「歌ってて、『私のために書いてくれたのかな?』って思いながら歌ってる時が全曲(の中にある)」
高「アイドルになって辛かったことってありますか?」
ミ「あたしたち性別男性でありながら、女性アイドルのイベントに出させてもらってるので、最初のうちは『なんで出てくんだ』みたいな雰囲気とかになることはあったんですけど。そういう雰囲気が嫌で、あたしは振付師の仕事を始めて、アイドルの振り付けを個人的にやってるんですけど。私立恵比寿中学とか、忙しい時年間100曲以上とかやってて」
高「すご!何でもできますね!?」
白「すごい」
ミ「自分たちの振り付けもやってるんですけど。そういう他のアイドルの振り付けやってたら、自分の推してるアイドルの振り付けやってる人に文句言えなくなるじゃないですか。そういう作戦で、戦略で振付師を始めたんですけど。徐々に『この人たちは大丈夫だ』って認めてもらえるようになったよね。最初は『アイドルと仲良くするためにゲイを装ってるんじゃないか』みたいなことも言われてたんです。全然男大好きなのに」
ぺ「ほんとに!ほんとに大好き!大好き」
ミ「ね。男性オタクかわいいもんね」
ぺ「かわいい人ばっかり~」
ミ「そういうのが大変だったね」
ぺ「大変でしたね」
高「アイドルにルールって必要だと思いますか?」
ミ「あたしたちも結構あるんですけど、例えば人前でお酒を飲んじゃ駄目とか、ギャンブルは禁止とか。メンバー同士も2人とかでLINE禁止なんですよ。年齢も離れてて1期から4期までいるので、この3期4期が一緒に知らないところでご飯行ってたら『不満があるのかな?』って気にしちゃったりするじゃないですか。やっぱり団体行動なので。2人で行くのはいいけど、グループLINEで誘うって決まりがあったりとか。
ただ恋愛禁止とかは一切なくて、あたしたちの中で自分たちで守りたいものをルールとして掲げてきたので。たとえば恋愛禁止にしたって、いずれ、今はしてなくてもするじゃないですか人間なんて。一生アイドルを続けるってあたしたちは公言してるので。いつかは恋愛もするし。そういったものをわざわざルールにする必要がないので、自分たちが4人で守りたいと思ったことをルールにしてるので。
今のアイドル界のそういうルールっていうのは本人の意思関係なく、大人の方とか会社の方が決めたものになるので、あたしはそういったものに一切効力ないと思ってるので。ルールって反発する人が一定数いるのがルールになっちゃうので。アイドル活動でそういう人が出てきちゃうと、一番悲しむのはファンの人たちなんで。あたしたちは守れることをルールにしてます」
ぺ「理由があって」
高「すごい真面目なお話ばかり」
ミ「真面目で申し訳ない。すーごい真面目なのあたしたち」
ぺ「真面目なんですよ。イメージねえ、『どーもォ~💛』みたいな『違うのよぉ~💛』みたいな(笑)」
高「皆さんにとってアイドルとは?」
ミ「やっぱり今色んなジャンルのアイドルがいると思うんですけど、あたしたちにとってアイドルっていうのは、たった1枚のCDを聴くだけ、手に取ってもらっただけでもあたしたちが曲を通して手を差し伸べてあげたり、ファンの人達があたしたちに手を差し伸べたり、そこでつながっていられるのがアイドルだと思っているので、この先も曲を通して、1枚のCDを通して、たくさんの人に手を差し伸べていきたいと思っています。それがアイドルだと思っています」
白「一緒です」
高「お知らせがあったら」
ぺいにゃむちゃん「はいっ💛」←かわいい
ミ「ありますっ❤」
・GAY❹
「すごい7曲になってるので皆さん是非聴いてください」
・Zepp
ミ「伝説的な1日になります。絶対見逃せない1日になりますので是非来てください」
・中野サンプラザ
ミ「ほんとにあたしたちライブで見てほしいよね」
ぺ「ほんとにライブ見てほしい」
ミ「……来て!」
ぺ「(Zepp)この日とりあえず来たら全部知れるんで」
高「あっという間でしたが、楽しんでいただけましたか?」
ミ「楽しかったー!」
高「次はもっと『イェーイ!』ってできる企画で」
ミ「あたしたちもっとほんとは『イェーイ!』ってする瞬間もあるんだけど、この(収録)時間だとね……」
ぺ「声がワントーンツートーン(低くなる)……」
ミ「まだ起きてない」
ミ「また呼んでください」
高「また来てください!ありがとうございました!」
「「「「ありがとうございました!」」」」
ミ「じゃーねー」
ぺ「おやすみなさい」