武道館⑥

洋輔さんだけがマイクを持って、みんながここに集まって来てくれたことが嬉しいって言ってくれました。声が、初めて聞く声で、泣いて、いて。…本当のことを言うとね、予想はしてました。だから驚きこそしなかったけど…予想以上に、遥か以上に、どうしようもなく締め付けられました。私が何に泣きたくなったって、泣いてんのに、絶対伝えること止めない洋輔さんに、だよ。もらい泣きじゃなくて。「ありがとう」って言ってくれて、嬉しい、ありがとう。初めて聞いた涙声。これは「はてな？」じゃないし、かなしいんでもなくて、幸せの、だから。

そして最後の最後の最後。洋輔さんもマイク置いて。この日この瞬間だけの歌を。






『song for you』






…届いたんです。「そんなあなたが」ここに居てくれるから僕は幸せなんだ、って。メロディーにのせて。そう言ってくれるから、私はラグを好きでいて良かったって、心から思う。空気震わせて、きっと最後列まで届いてたよ。なんだかもううまく言えないけれど、もどかしくて仕方ないのだけど、ただやっぱり「ありがとう」って、それに帰結。


大きく息を吸って、「今日はどうも「「ありがとうございました！！」」鳴り止まない歓声と拍手。彼等もバックスタンドからぐるーって、ずっと頭下げて、手を振っていてくれて。帰りたくなんてなかったけど、だけど満面の笑みでバイバイ。さみしいけど、「嬉しい」の方がいっぱいだったから。流石に客電100になったときはいっそ泣きたいと思ったけど(苦笑)


外出たら綺麗な夜でした。走って、息切らして、喉カラカラで、だけど辛くなんてなかった。肌に心地良い、包んでくれるような冬の空気。綺麗な日でした。


１１日、日曜日、翌日ですね、東京は初雪でした。例年より１ヶ月ほど早い観測だそうで。国立競技場で物珍しそうに眺めてたサッカー・アフリカ代表が印象的。…本当に白い天使降りて来たから、魔法かなって思った。そういう力あるんです実は、って言われても驚かないし。この際ですから、永遠の未来にでもしときましょう。


スターズを解体してカウントすると５５曲ほどあったそうです。時間にして３時間。何て言うか…スゴッ…(としか言い様が無い)




ここからは完全に後日談。

１３日、やほーにて“ライブトーク”なる、ラグズボコラボの画期的な企画が開催されまして。洋礼純がそれぞれの音楽の話を。生でね、初めて武道館の感想を聞けました。そこでの言葉をば。


・礼「拍手ザーザー降り」本当に拍手が降ってくるみたいなんだって。すっごい嬉しそうに話す礼央さん。

・礼「健一が俺を見て『落ち着け落ち着け』って」テンパってる時に視線遣るとそうやって伝わって来るんそうです。そういうのすっごく良いですね。「目と目合わせ」基本、ね。

・礼「こんなに頑張れって思った時無いですね」昼寝とSheサイドのかとさんに。↑の健ちゃんの話の続き。そういうステージだから素敵。

・洋「無事終わるライブはしなくていいから、型破りなライブをしよう」基本的にいつも無事じゃないけども。

・洋「最高のお客さん」そうでしょ！！そう言ってもらえて何より(エヘヘ)ウェーブのことね。私も「ラグファン素敵！！」って思ったもん。伝説。



…そんな感じに。ライブ前に何だかんだ言っときながら、結局「また武道館をやりたくなりました」(洋)って言ってくれて良かった(ほぅっ)

そのライブトークの中で「あなたにとって歌うこととは？」って質問があったのね。礼央さんの答え、「自分の気持ちの最大の表現方法」って。今回パンフにも「おじいちゃんになっても歌ってる？」って質問あったけど、…うん、ずっと歌っていてくれたら嬉しいね。嘘とか小細工とか無い、６人の歌が好き。ついてく、絶対。






2005/12/10 3:36


大丈夫。

安心して任せなさい。





礼央化JAPANより。このたった１４文字で、どんなに私がグタグタになったことか。この二言、一生忘れてなんてやらない。





2005/12/13 5:32


今夜は星がきれいでした。澄みきった冬の空に、たくさんの星々が上がり、僕らを照らしていました。この中のどこかにあなたがいて、今でもまだ、笑っているだろうと。変わらず歌っているだろうと。きっと、素晴らしいメンバーを揃えているのだろうと。





こちらは健ちゃんメンバメッセより。健ちゃんの文字になった言葉大好き。



「今日初めて武道館ライブの映像を見せてもらい、アンコールで起こったウェーブに思わず歓声をあげました。」



ていうのは今朝あぷの洋輔さんのメンバメッセ。





みんなほんとにありがとうとにかくサイコーでした
１２月１０日２２時５７分。武道館楽屋にて。おっくんより。





とか、





個人的にも課題だらけです。


でもああいうライブ好きです。



今自信を持って「これだ！」と言えることを日本武道館という神聖な場所で出来たことをすごく嬉しく思います。



皆さん、これからもRAG FAIRと一緒に居て下さい！！





望むところ。
１２日の加藤慶之の素より。


一人音沙汰無い方もいらっしゃいますが(笑)最後は…礼央ちゃんの言葉で締めましょうか。