人生の真実は、自分の体験を通してしか語れない
今まで述べてきた商売繁盛への道は、多くの企業経営者から見れば、抽象的な理屈で、誰でも知っている当たり前なことのように思えるであろう。しかし世の中に企業経営者は大勢いるが、このことについて頭で判っているつもりでも、現実にそれを実行していける人はきわめて少ない。
それが証拠に、商売繁盛への一途を行く人はいつも少数派である。
私は、国税調査官を10年、税理士業を45年、併せて55年間。“守るも攻めるもくろがねの~”の軍歌じゃないが、それこそ前から・後ろから・上から・下から・タテから・ヨコから・斜めから・・・中小企業の栄枯盛衰に深く関わってきた。
恵まれた環境条件にあって父祖伝来繁栄してきた企業が、時代変化の大波に乗り切れず敢えなく没落消滅していってしまう・・・まことに勿体ない人がいる。かと思えば一方、 地盤・看板・財産なにひとつ無い起業者が、変化の波を上手に乗り切って、あれよあれよという内に大きな企業に成長していく・・・まことに運の強い人がいる。
しかし、自慢・高慢の人間性の故に、せっかく一旦は掴んだ大きな成功を、やがてまもなく哀れ一場の夢と化してしまう人も多い・・・これもまた、まことに勿体ない人である。 私はそれら一人一人の企業者のすぐそばで、ある時は手を取り合って泣き、ある時は肩をたたき合って喜び、してきた。
私は今、75歳。自分の人生体験を通して、「こうして・こうすりゃ・必ずこうなる」商売繁盛の秘訣そして人生の成功の原理・原則をはっきり掴んでいる。
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