鰤(ぶり)とだいこん鍋
EBL・ランチタイムでは、毎日の食事で体力増強を図るヒントをお伝えしていきます。ランチタイムのメニュー選びにもご活用ください。
レシピ:植田夏代氏 Office 和(wa)主宰・管理栄養士
栄養と料理に関する指導、京都を中心とした雑誌の企画編集
料理製作:渡部洋二氏 ホテルセントノーム京都・取締役総料理長2001年「技能グランプリ全国大会」での内閣総理大臣賞受賞に続き、2005年「食博覧会 大阪」において2度目の内閣総理大臣賞に輝く
写真撮影:松井学氏 京都出身。商業写真を中心に国内外で活躍食から衣類、雑貨など幅広い商品が撮れるカメラマンとして人気
★今月のお薦めメニュー:「鰤(ぶり)の照り焼き」「湯豆腐」
寒さが厳しくなってきて、鰤(ぶり)の美味しい季節になりました。鰤に含まれるEPAとDHAは、血中コレステロールを下げ動脈硬化を予防する働きをします。また、糖尿病、高血圧症、肥満、がんといった生活習慣病の予防・改善に効果的です。記憶力を高めたり、痴呆(ちほう)を防ぐとも言われています。
生活習慣病を防ぐには、脂肪や砂糖は控えめに、食物繊維の多い食品や大豆たんぱく質を摂る、といった注意も必要です。もちろん、酒と煙草もほどほどに。
★今月のお薦めレシピ:鰤(ぶり)とだいこん鍋
この鍋は、消化酵素ジアスターゼに富むだいこんのすりおろしがたっぷりはいるのがミソ。鰤に含まれるタウリンは、強肝作用やコレステロール低下にも効果があります。
材料(1人分)
鰤 1切れ(80~100g)/大根 100g/シメジ 30g/人参 20g/白ねぎ 1本/菊菜 30g/ぶぶあられ 適宜/柚子 1/2個/だし汁(昆布)150cc/酒 大さじ2/醤油・みりん(砂糖) 適宜
作り方
①鰤は1切れを2~3に切り、網で焼いて、熱湯を上からかけて、霜降りにする。
②白ねぎは5cmの長さに切り、網で焼いておく。
③にんじんは厚さ5mmぐらいの小口切りにして、軽く茹でておく。
④だいこんを卸金でおろし、ザルに移し、軽く水気をとる。
⑤鍋にだし汁、酒を入れ、醤油、みりんを加えて吸い物より少し濃い目に味つけする。
⑥④の鍋に①②③と菊菜を入れてひと煮立ちしたら、④の大根を加え、食べる時に柚子の絞り汁を入れていただく。
★ミニ栄養学講座
□食物繊維の多い食品/腸の働きを活発化、ビフィズス菌を増やすなどの効能で「第六の栄養素」とも呼ばれる海藻類、きのこ類、緑黄色野菜
□EPA、DHAを含む食品/動脈硬化防止、中性脂肪・コレステロール低下、記憶学習力向上
背青の魚、脂肪の多い魚(ぶり、はまち、にしん、さば、さんま、まいわし)
□大豆たんぱく質食品/体内で作れない必須アミノ酸を含み、消化吸収性に優れる
大豆、大豆加工食品(きな粉、豆腐、納豆、油揚げ、味噌、醤油)
□ビタミンE・C、a-カロテン、ポリフェノールを含む食品/これらの抗酸化物質は血液の流れを良くするウナギ、パセリ、ブロッコリー、植物油、ナッツ類、かぼちゃ、ワイン、ココア
