商売繁盛の秘訣(その2)
昔、中国で第一の学者と自負する白楽天が、当事最高の佛教者として高名な道林禅師を訪ねて「佛教の極意はなんですか?」と問いました。すると禅師は「悪いことはしない、善いことだけをやっていく」と答えました。 なんとも分かりきったことなので、白楽天は思わず「なあんだ、そんなことは三歳の子供でも知っていますよ」と嘲笑しました。すかさず禅師は「三歳の子供でも知っているが、八十歳の老人でも行い難い!」と喝破しました。
「商売繁盛の秘訣」もそれと同じで、誰でも知っている当たり前のことなのに、ほとんどの企業経営者がそれを出来ない、出来ていない。それが証拠に、自分の企業に商売繁盛を実現している経営者は、世の中で常に少数です。 「商売繁盛の秘訣」と称して、言葉巧みに難しい理論や得たいの知れないノウハウを売り物にする商法がありますが、これらはほとんどの場合、詐欺商法と思って間違いないでしょう。 (その1)で言ったように「商売繁盛の基本」は、時流に乗る!ことです。
「時流」とは、その時代に生きる人々の「こうなればいいなあ!」という思いです。 その思いにぴったり合った商売を展開していくと、必ず繁盛していきます。 これを「時流に乗る!」と申します。 次回は「時流に乗るにはどうしたらいいか?」についてお話しします。
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