1月の新橋演舞場の演目の解説、三日目

三日目は「七つ面」も属します歌舞伎十八番を解説します

「よく聞くけど、そもそも歌舞伎十八番って何?」って思ってた方は必読でござる笑


歌舞伎十八番は、1832年に7代目市川團十郎によって公表されました。
初代・二代目・四代目の團十郎によって初演されたもの、
しかも得意としていた市川宗家演目を集めたものです。
得意な芸を十八番(おはこ)と呼ぶのはここから来ているそうです。

具体的には「勧進帳」「助六」「鳴神」「毛抜」「解脱」「嫐」
「関羽」「鎌髭」「暫」「矢の根」「景清」「蛇柳」「象引」
「不破」「不動」「押戻」「七つ面」「外郎売」の十八演目です。
歌舞伎十八番には当時の作品の中味が
はっきり伝えられていないものが多く含まれていたので、
「七つ面」「解脱」「嫐」「関羽」「鎌髭」「蛇柳」「象引」「不破」「外郎売」「景清」
は長い間上演されていませんでした。
しかし近年、父・十二代目市川團十郎により
「外郎売」と「象引」と「景清」が復活されまして、

「七つ面」「解脱」「関羽」「鎌髭」「蛇柳」「嫐」を
烏滸がましくも私が復活上演させていただきました。
私が今まで生きてきて目的の一つでした。
まだ復活できてない歌舞伎十八番は、残すところ「不破」のみです!

これから、私と父が生み出した作品をみがいていこうと思っています。
7年ぶりの上演となる「七つ面」も更に磨きをかけるつもりなので、
来年一月は是非とも新橋演舞場にお越しください





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