いつもブログを読んでいただいてありがとうございます

「サラリーマン3.0」という本を読みました。表紙には「会社にいても自由にいきる」「会社はやめない、でも我慢しない」と書かれています。なかなかインパクトのあるメッセージですよね~
著者は、井関淳(いせきあつし)さんで、大学卒業後、ヒューレットパッカードで18年間コンピューターシステムの法人向け営業をされていました。42歳のとき、IT業界から一転して、行政書士、社労士の資格を取得して士業の世界でお仕事をされていたそうです。今は、ご自分の経験を生かして、脱サラしたサラリーマンたちの起業を支援する仕事やセミナーも開催されています。
本の中身は、Facebook,mixiなどソーシャルネットワークシステムがコミュニケーションのインフラになってきている昨今、会社勤めのサラリーマン像(従業員)が、どんな風にかわっていくかをOSのバージョンUPになぞらえて示していました。
年功序列・終身雇用を前提としつつ、会社や組織と一体化して戦うサラリーマン(古い日本的企業で働いている私)を「サラリーマン1.0」としています。 一方で、外資系の個人主義、成果主義でそれぞれのサラリーマンが高性能化して、独立性を高めるのをを「サラリーマン2.0」としています。私たちの周りの方々はサラリーマン1.0か2.0の方々が多いと思います。
そして、それらをこえるのが「サラリーマン3.0」というわけです。

昭和的価値観や外資系成果主義そうゆうサラリーマンスパイラルから脱出し、ソーシャルネットワークシステムもちろん、リアルな世界でもどんどんいろいろな人とつながり、楽しいことを発見できるサラリーマン。会社に所属しながらもネットワークを介して次々と人を巻き込んで、イノベーションを巻き起こす人たちをサラリーマン3.0としています。
そして、結末はですね、サラリーマン3.0の人たちは、サラリーマン4.0になるのかと思いきや、ワクワクしながらサラリーマン3.0を極めていけば、サラリーマンの世界から飛び出していき、会社を起業していくとのことでした。サラリーマンのあがりは「定年退職」ではなく「起業」である。真に自由なサラリーマンのマインドは、起業家のマインドなのですね。
そりゃそうじゃんって感じなんですけど、ただ、実際副業をはじめて私にも3.0的な友人・知人が増えました。サラリーマン副業家として活動している友人・知人は、まさに3.0

「形式に囚われていては、人生は短すぎる。標準化されるのはダメ。」
そう肝に銘じて、私もプレミアなサラリーマンにはやくなりたいものです。