拝啓

 

エビ天ちゃんへ

 

今日も元気にしてますか。

鮫姫です。

 

本日のレッスンもお疲れ様でした。

追加の女子会のようなお時間を頂きありがとうございました

楽しかったです。

 

では、初めての交換日記は私が担当させていただきます。

最近読んでいる本についての話を少しだけシェアしようと思います。

 

私はいつも日本に行く時に「BOOKOFF」という中古品屋さんへ行きます。

沢山の中古CDと本が売ってあります、状態もほぼ新品のようなとても良くて

一番重要のは値段はお得です!

本来の定価は495円+税の本は108円ぐらいになるのもよくありまして

私にとっては宝探しです。

 

数年前、日本最南端のBOOKOFF(沖縄で)にて

原価10万円のジャケットをなんと300円で入手!要チェックですね!笑

 

 

 

 

大好きな作家の作品は勿論お先にチェックします。

状態の良い中古品があればすぐカゴに投げー!

そして感覚に任せて、

気になる本や中国語翻訳バージョンを読んだことある原文本も入手します。

 

ミステリー(探偵物語、殺人事件など)、そして陰鬱な文学作品がお好みです。

なんでそんなに暗いストーリーが好きなの?とよく聞かれるが

私は改めて暗いストーリーの中で光が見えるので、

そういう部分が好きかもしれません。

闇があるから光が見えるのだ。

 

暗いというキーワードが出たので、本日シェアさせて頂きたい本は

福岡出身の作家「乙一」の作品《暗いところで待ち合わせ》です。

 

 

「乙一」さんは「湊かなえ」さんと同じく、

黒バージョンも白バージョンもあります。

湊さんの中には、「黒湊」「白湊」がいまして、

乙一さんも「黒乙一」「白乙一」がいます。

湊さんのほうは、明るい系と暗い系の文学で分かれてる。

乙一さんのほうは初期の作品はホラー小説寄りのもの(黒のほう)と

切ないストーリー(白のほう)に大きく分かれていたため、

それぞれ「黒乙一」「白乙一」と呼ばれていた。

また、乙一さんも別名義で中田永一、山白朝子、越前魔太郎などの名前でも

いろんな作品も公開してた。

 

《暗いところで待ち合わせ》という本

私は中国語の翻訳バージョンを読んだことがありませんが

タイトルの魅力だけで手に入れた。

待ち合わせ場所ってさ、いつも探しやすい場所、

もしくは明るい場所が決まってるじゃないですか

「暗いところで待ち合わせ」なんて、

なんかある意味で浪漫でもあるじゃないですかと

自分勝手に思いまして購入しました笑(108円で)

 

後ろの紹介文は:

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった――。書き下ろし小説。

 

私は最近忙しいので、読むのが遅いです。

分からない単語もありますし、ノートをしながら読んでいます。

いきなりの新語:足枷(あしかせ)

という日常生活で使わない単語もありまして

最初から痛々しい雰囲気を展開し、

これからはどんなストーリーへ進めるのが楽しみしています。

私は視力がすごく良くて、目が見えない人の気持ちが理解できませんが

この本の主人公によって共感できるかしら。

共感力は大事だと思います

いろいろ勉強できると幸せと思います。

 

この本は映画化されたらしいが、原文を読んでからチェックしております。

ただ、好きな本が映画化されると

ほぼ毎回失望になるパターンが多いです笑

 

 

エビ天ちゃんも現代文学でお気に入り作家がいますか。

ぜひ今度シェアしてくださいー。

 

ではでは!良い週末を~!


鮫姫より