企業舎弟と投資銀行の落日
表向きは、組長が芸能人とゴルフをしたことが出ちゃったため、ということだが、そんな単純な話じゃなかろうに。
少し前に、後藤組長がアメリカに肝臓手術のため入国したことが報じられた。
本来なら、入国禁止リストに入っているはずのマフィアの親分なわけだか、日本のヤクザ情報と引き替えに、米入管がOKを出した、と言われている。
そして今回のアメリカの経済危機。かなりの資金運用を海外で実施していた組織にとっても、これは痛い話で、当然、組織内の序列にも微妙な影を落としている。
日本のヤクザ組織の帰趨にまで、サブプライム問題が波及しているわけだ。
ヤクザではないものの、リビアのカダフィが、運用資金をスイスの銀行から引き揚げて大騒ぎになっている。
欧米の金融機関は経営危機で次々、国のカネが入り、国有化が進行している。
税金を入れた銀行に対しては、国の介入も強まる。
怪しいマフィアやテロ支援国、どっかの国の宗教団体などなどのカネが速攻で逃げちゃうのもいたしかたない。
カネをまわすことに秀でた組は発言力を落とし、相対的に従来のシノギのウェートが高かった組が浮かび上がる。
投資銀行がダメになり、商業銀行が浮上しているアメリカと同じ構図。
これがグローバリズムの結末、なんでしょうな。
そういえば、この組長に関しては、ウィニーで流出した警察情報に、某グラビアタレント が「関係者」として名前が出て話題になりました。
彼女は自伝みたいな本で薬物使用を公表したりで、人気は落ちたが、組長より先に地道なシノギの世界に移ったようにも見える。
最近、どうしてるんだろか。
なにわ名物「ゴネ得」考
たとえば以下のJーCASTニュースが参考になる。
大阪の「涙の園児イモ掘り」問題 行政のごり押しなのか
以前、大阪の民放で、運行本数が少ない貨物線の敷地内で、近隣住民が菜園を勝手にやってJRが困ってる、というのをやっていた。
畑の目の前を、貨物列車が通る。
たしか、都島区の方だったから、今回の門真市とも生活圏が近い。
金網フェンスはあちこち破られ、おじさん、おばちゃんがトマトやらナスやらを丹精込めて作るのはいいが、中には「ナニがワルいんや!」と、廃車を山積みにしている産廃業者もいたりする(悲)。
取材を進めると、こうした事態を、旧国鉄(いまはJR)が追認し、あやしげな貸し借りの文書まで住民に渡していたということがわかる。最後は会計検査院も出動した、ということだった。
今回は、人さまの土地ではないので、比較はできないが、なにわの風土をなんとなく感じさせてしまう話ではあります。
JR福知山線の脱線事故で被害を受けたマンション住民のゴネ方も思い出した。
園児を「山車にした」問題について、保育園側はどうも突発的で「計画性」を否定しているようだ。
橋下知事も、「通行収入が減少する」というけど、まぁ、現場で実際にアタマを下げる役人の立場からすれば、高裁の判断を待って、住民に揚げ足を取られないようにしたいところだろう。
とはいえ、保育園にすれば、社会的アピールをする機会。知事にしてみれば住民の、悪く言えば「ゴネ傾向」を修正するまたとないチャンスで、返り討ちにしたつもりだろう。
この勝負。知事が、ひとつ上手だったってことだ。
ただ、この騒動で結局わからんまんまになっているのは、せっかくこれだけの盛り上がったのに、肝心の道路の必要性についての議論がまったくもってよくわからないままになっていることだろう。
保育園側は、世間の賛同を得るには、数字を積み上げ、論理的にアピールするより、「こどもの芋掘りをつぶした」という方が、迫力が違う、と考えたのだろう。
少なくとも、マスコミは左右問わず(朝日も産経も)この構図に飛びついた。
しかし、感情で訴えれば、権力サイドだって「ゴネ得」(さすがにどっかの元大臣と違って、ダイレクトにこうは言わなかったが)と反撃する。
結局は、住民でも政治家でもなく、カタチだけ民営化した道路官僚が一番トクををしちゃっているんじゃなかろうか。
道路の需要予測ははずれないか。建設費は高すぎないか。
もう着工済みで、いまさら反対するという手法もなんだが、
このツケは、保育園の理事でも知事でもなく、芋を掘れなかったこどもたちが支払うことになるのだけは、間違いない。
守屋邸と世界恐慌
まったく、昨年の法案通過をめぐるあの大騒ぎは何だったのか・・。
ただ、日本は軍隊の話になると、まったくもって議論のバランスが悪いんだな~
テロ特措法の要諦は、護衛艦と補給艦を出しとけば、全く軍隊出さないのよりホントに安上がり、ということ。ここの本音の議論は結局、なかった。
みんなうすうすわかってることなんだが、正直に言うとたたかれちゃうから誰も言わない。
久間さんの「原爆しょうがない」もそうだった。
被爆国であり、原爆廃絶を理想としながら、実際にはアメリカの「核の傘」に守られている私たち。
これって何なの?という整理をそろそろやってもいいんじゃなかろうか。
久間発言は、まぁ、政治家としてはまったくもって舌っ足らずだったけど、原爆廃絶を国是としながら、核に守られるダブルスタンダードも「しょうがない」でいいの?
あと、あたごの対応も悪かったなぁ。
「軍隊」とみるや、やけにたたきたがるマスコミとひきずられる世間。
まずいのは、たたかれるたび、組織はどんどん内向きになり、引っ込み思案になり、マイナス思考の人間ばかり出世する悪循環。
まぁ、それもこれも、景気がある程度良く、平和だからこそ、バランスの悪い議論をする余裕もあったんでしょう。
これから、しばし、アメリカも世界も戦争にカネをかける余裕はなくなるでしょう。
日本だって同じ、MDとかステルスやイージスシステムとか、そうそう、アメリカに払うグアムへの移転経費負担もありますね(4兆円だったかな)。
1929年の大恐慌から世界をすくい上げたのは、第二次世界大戦という「特需」でした。
しかし、これだけ、おカネで結びつき、悪くすれば抱き合い心中状態の現在は、局地戦はいいとして、そんな無粋なことをする余裕はまぁ、普通の国はないでしょう。
まぁ、北朝鮮だけが流動要因ですが。
そう考えると、「テロとの闘い」も「原爆しょうがない」も、金融工学を屈指したバブル景気なればこそ、だったわけでしょうかね。
アラブのテロリストを育成するサウジなどなどの国々も、原油価格下落でしばし景気後退となるはずでしょうし。
ドバイの1000㍍タワービルも無理だろ~
そういえば、神楽坂(矢来町)の
売れたのかな?
いや、どうも、担保にはいってるみたいですね・・・悲しい。
<以下引用>
防衛省の装備品調達をめぐる汚職事件で、収賄などの罪に問われた前事務
弁護側は、防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸被告(70)に対する便宜供与について「深く反省している。ただ、国益を損ねたり、職を曲げたものではない」と理解を求めた。
<引用終了>
さすが、天皇だけに間取りはいいのですが、まぁ、売値の2億5000万円じゃ無理だったようです。
それにしても、これからリートの破綻やらで、土地が大暴落するかもしれんな~という最後のタイミングで売り切れなかったとすれば、担保の借入分以上で売れるのかがちょっと心配になっちゃいます。
まぁ、なんとかなりそうですが、収賄先が購入資金の調達にかかわったいわくつきの土地でもあるし、なかなか売れそうにないし、延々と年金で払い続ける余裕もあるのか、と。
しかし、退職金の7000数百万は弁護士費用で消えたのだろうか・・・ヤメ検高すぎ。
いまさら、自伝を書くのも・・うーん、若干、気の毒な感じが。
プア・ディゾン
横目で見ていて中身はよく見てなかったんだが、リアがよく電話するベガスのお母さんって、こんな感じなんだろうか、とイメージがふくらんだ。
リアは、フィリピンの華僑で聖職者のおやじさんとフランス系のカジノディーラーのお母さんの子ども、とのことだ。
この組み合わせは、いかにもラスベガス。即席の結婚式ができるんで有名な街だが、おやじがそんな教会の神父の職にありついた華僑さん、ということなら、なんとなく、なるほどな~とイメージがわく。
両親とも地場産業に就職したってことかな。
ロスに出て、ヌードになってしのいだことばっかしが、報じられ有名になったリアだが、実際は、内気で内向的、貧乏で大学にも進学できず、もがきにもがいた青春の蹉跌ってとこだったのかもしれない。
そんな彼女の人生を変えたのがルーズソックスのセーラー服での自作のブログだったわけだ。
狙ってやったんだろうけど、ここで一気に日本でブレーク。まぁ、ベガス時代から、教会とカジノ、聖と俗がぐるんぐるんしてる人生なんだろうから、セーラー服もどうってことなかったんだろう。
リアはハーフだが、我らのイメージは白人少女だ。
「プア・ホワイト」という言葉がある。
これは和製英語で、実際には、White trashというらしい(こっちもひどいが・・)。
要するに、エスタブリッシュメントのはずなのに、オチこぼれてしまった白人層で、アパラチア山脈で細々と畑を耕しているようなイメージかな。
アメリカに限らず、中南米とか南アフリカにも、貧乏で生活実態はその他大勢の現地の方と大差ない集団が、へんぴな場所に唐突にムラを作っていたりする。
コロンビアのアンデス高地とか、カリブ海の島とか。
白人であることのプライドだけが高く、混血を繰り返すため、病気がちになったり、まぁ人生に絶望し、覇気がないひとたちも多いわけだ。
しかし、リアはロスに出て、ペリー提督のように、ぽーんと太平洋を越えた。
フィギアをそのまま人間にしたような、彼女に日本のオトコは驚喜したんだが、まぁ彼女の中身はまっとうにアメリカの田舎の貧乏な混血少女なんだな。
そんな女の子に、白人コンプレックスとロリータコンプレックスを合従連衡させたような格好をさせちゃうわけだから、まぁ、なんだ、パンパシフィックの聖と俗のぐるんぐるん。個人的には広尾駅あたりをたむろっている聖心インターナショナルの女の子のイメージなんだが。
エッチでシュールな山本直樹の作品に「安住の地 」というのがある。
おやじの海外赴任先の外国で戦争が起き、ひとり現地を放浪する羽目になる女の子が主人公なんだが、そのコがおきまりの女子高生ファションで、現地の男たちを萌えさせ、しぶとく生き抜くというストーリー。
あ、またNY株が下げてるな・・・
リア、生き抜け!と、ふと思った秋の夜でした。
今回は7割規模?
今回の、米欧の不動産と株バブルの崩壊の規模は、日本のバブル崩壊
の規模に対し、70%くらいと見ていいでしょう。
・・・と吉田さん が分析されています。
なるほど~こういう数字で示されると、なんだか安心したような気にはなります。
先が全く見えないよりいいが、そうはいっても・・・
風雲急・・新自由主義
自分は経済にくわしい仕事をしているわけではないのが、そのスジの人の話では、銀行同士でカネを融通する金利は相変わらず高止まりで、残念ながら、カネが世間をめぐらない状態はあんまし変わっていないそう。
先週のG7以降、一生懸命、金利を下げて、おカネが出回るように、各国の中央銀行が高止まりの金利より安い金利でカネを放出しているそうだが、これって、例の社会主義「ア連」の一環なんだろか。
竹中さん、いかかですか~
というわけで、上げたり下げたりで一進一退で結局、下げる方を心配してしまうのだが、そうはいっても、ウソでもいいから、株価を維持して欲しいとお考えの人も多いだろう。
まぁ、
と思っていたら、山口さんちの後藤組の親分が除籍か~。外資にマネロンさせて、新自由主義を謳歌されていたのではなかったのかなぁ。
もしかして、富士山界隈で仲良しの信濃町方面であった徳島の爆破事件と関係あるのかな?
まぁ、徳島は日中関係の組織もやられていたみたいだから、関係ないのかもしれんが、いずれにしても、いろいろ風雲急ですね。
しかし、歴史の変わり目ってこういう風にやってくるんですね。1日1日は昨日と変わらないようで、少しずつ変わって行く。大昔の大恐慌のころは、ネットもなかったから情報の流れも比べられないけど、一方で、中央銀行もなかったから、爆下げ一発の恐慌だったんだろうか?
「嘘つき大統領のデタラメ経済」
個人的には青木昌彦を期待していたのだが、ダメでしたね。
金融工学がメタメタなのはいいのですが、よっぽどカネをスって頭にきている選考委員のセンセイもいるのかな?
しっかし、グルーグマンとはわかりやすいな~
「The Great Unraveling」という最近の著作があるんですが、邦題は「嘘つき大統領のデタラメ経済」
ブッシュ批判本の典型。
こちらもわかりやすいな~
週末のG7たいした成果なかったですね。
アメリカにはカネはない。ヨーロッパも自分のことでアタマが一杯。
おまけに、リビアやアラブはスイスからカネを引き揚げが続いてるとか。UBSとか大丈夫なんだろか?
どうもカネを出せるのは日本だけなんだろうが、何で新聞にはっきりそう書いてないんだろか?
また、失われた10年同様、黙って静かに、我らのカネがドウモトにかすめとられるんだろうな。
それもこれも、明日の東京市場次第。
さてはて・・・やはり、7000円台、一気にいくだろうか?
とりあえず取り付け騒ぎにならんように、財務大臣が予防線 をはってるし。
学会にテロ?
詳細は不明だが、全般情勢として、学会をめぐる情勢がこれほどゆらいでいるのも久方ぶりではないだろうか。
解散を延ばしたい麻生と、そうはさせじの民主と公明、の妙な構図にはまっているなかで、欧米の金融恐慌が起きて、解散風もかなり弱まった。
矢野氏の喚問も取りざたされるなかで、池田先生の後継問題もありで、公明=創価学会にとっては、微妙な時期が続いていることは間違いない(長井秀和風)。
どこの社会にもタブーはあるが、同和、半島問題がある程度公に批判されるようになったなかで、どう考えても、最後に残ったのが学会=公明党。政権与党で、国政に参与し、公称では日本人の7人に1人が信者という集団について、なにゆえ、これほど、どうして、公に話題にされることがないのであろうか?
正直、組織の中にいらっしゃる方たちだって、このままでいいのだろうか?とお考えになっているんじゃなかろうか、と思うわけですが。おっと、学会は今回は被害者さんですね。
何が飛び出すか。チェッ クしたいところです。
さらば、三浦さん
三浦和義サンが死んだ。自殺、と伝えられている。
80年代、いわゆるロス疑惑 で世間が大騒ぎしていたころ、三浦さん&ヨシエさんが営む店が渋谷にあった。
まだガキだった自分は、学校帰りに報道陣がたむろしている店をのぞきにいったもんでした。
店の名はフルハムロード。
いわゆるカフェバー(なつかしい昭和のひびき・・)。ネクタイ締めず、女のコにモテモテ。そして、疑惑の銃弾と死の香り。かっこよかったな~
場所はこのあたり のはずですが。ストリートビューを見てもどれがどれだか記憶が・・・
事件報道に「劇場型」というキーワードが出た最初だったような気がします。
逮捕され、警視庁に護送される三浦さんを、上空から何機ものヘリが追い回した映像を覚えています。
あれほど「極悪人」と報じられながら、三浦さんは日本の裁判では無罪確定でした。
獄中の三浦さんは名誉毀損の本人訴訟を連発し、「劇場」を担ったマスコミは連戦連敗。
疑惑を報じ、世間の関心をあおり、当局を動かし、裁判が始まり、かくして「悪」は罰せられる・・・そうした定型に彼は猛然と反抗しました。
しかし、そんな「劇場」の定型が裏切られること、結構、ありましたよねぇ。
薬害エイズ、長銀事件だけでなく、最近も福島の医療ミスの事件で無罪判決が出たりしてます。
キャスターや社会面は「納得できない」とうめき、宙ぶらりんな感覚につつまれる。
しかし、そうなの?
刑事司法が裁くものは、しょせんひとつのストーリー。
薬害エイズ について言えば、安部英という医師(たたかれやすいキャラクターでしたな)の判断がどの程度影響したのか、というストーリーが否定されちゃえばそりゃ無罪。
だから、三浦さんの無罪は、そうした社会が半ば期待していた事件の消費の方向性、みたいなものをあっけなくひっくり返しちゃう法廷というものが、一種のプロ意識によって運営されてるんだな、ということがなんとなくわかるわけです。
むろん、世間知らずの裁判官、という批判もあるわけですが、法廷に出た証拠だけで裁きをすることが、裁判官の義務。「世間知らず」が仕事の一環でもあるわけです。
そんな法廷にもうすぐ裁判員制度 という陪審制もどきの制度が導入されるわけですが、大丈夫かな~
そして、陪審制の先進国の法廷が、三浦さんをどう裁くかの期待も永遠に失われました。
カリフォルニアでは昔、O・J・シンプソン事件 というのもありましたっけ。
まさか、裁判員制度の啓発のため、日米連携したわけじゃないと思いますけど。
妻を亡くしたロスで裁かれることに耐えられなかったのか。
それとも、そんな消費(啓発?)のされ方に、さすがの三浦さんも、もはや耐えきれなかったのか。
ア連
飲み屋もカラオケもデパートも・・なんだか人が少なくなってきたような。
自分は、90年代のバブル崩壊後になんとか就職できたクチだ。
先輩たちはボディコン姉ちゃんと踊りまくって、都市銀行の内定をいくつもとって、「内定拘束」とかいう行事もあった。「就活」ってそういうもの、と思っていた。
おそらく、未来永劫ないであろう、マクロ的な日本経済のピーク。
そして、その後は、地獄のような就職活動を経て、いまや中年にさしかかりつつあるロスジェネ世代。勝手に「失う」とか認定してほしくないけど。
だから、といってもたいしたことはないが、多くの日本人は、バブルがうたかたの夢だということは、目の前で見た。
ソ連だけがうたかたの夢じゃなくてね。
あれから10数年・・去年のいまごろは、まだ、日米同盟をめぐる議論で国会が紛糾し、アメリカに向かうミサイルを撃ち落とすかどうかが話題になっていたが、いまや、アメリカは同じアングロサクソンのアイスランドの借金の尻ぬぐいもできなくなった。
困った、アイスランドに手を伸ばしたのはなんとロシア。みすみす、大西洋の要の島をロシアにくれてやる英米の気前の良さ ・・・同盟なんてこんなもんなんだろう。競売 でも値が付くのか・・・
そして、金融恐慌に対するワシントンの対応が、公的資金の注入→「国有化」。
内田センセイいわく「ア連」
時は流れ、因果応報。