最近いろいろな文明を書いた書籍を読み、世界の街の歴史を語ってくれるプロ グを読み、よくよく考えると如何にこの200年近くで近代化に加速度が加わったかがわかります。
そのスピードを制御するすべを未だにもたない私たちですが、その根っこは数千年の歴史にあり様々な問題をソフトランディングさせるためのヒントもその歴史の中にあります。
いつの時代も時代がどうであれ主役は民衆でした。そこに光が当たったのか当てなかったのかの違いでしかありません。その意味でどの時代でも賢人達はその庶民を引き揚げるために戦いました。
ミレーの種を蒔く人はその農民が力強く生きている様を描いています。時代がどんなに便利になろうとも次の時代を開く先駆者が人一倍汗を流し、思索を重ね続ける姿は正にミレーの種を蒔く人、そのものです。
私はその絵が好きです。自分で種を蒔いて力をつけたいと思います。自らが自らの手で得たものにしか真の価値を見出す事はできません。