事実として今日本は潜在的な様々な問題を抱えています。その問題の一つに住人の居なくなった住宅が増えていると言う問題があります。一定の世帯の中にどの程度そのような住宅があるのかデータ化するとよりその問題の深刻差がはっきりすると思うのですが。
けして資産として残している訳では無いと思います。人間が生きる上で必要とされる三大要素、衣・食・住。デフレの影響から衣と食は相当な価格競争で安くなっています。ある意味では商品の質が一定化され良いように思えますが大量生産や商品の短命という意味でサイクルが速くなる分、エネルギーの使用量は増えます。食料については安くなる事で上昇しない所得にとってはいいかもしれませんが日本の生産者を取り巻く環境がついて行けていない現実があります。
また大型スーパーの売り上げが毎年下がって行くのに対し、コンビニの売り明けが年間合計9兆円というデーターが示すように現代では様々なニーズの変化によって購買環境が変化します。このデーターでは高齢者の購買意欲を満たすコンビニの戦略が貢献しているようです。
さて高齢化が進む日本では住宅に対する予防線が張られていません。それに拍車をかけるように個人情報の保護で行政側ですらその所在をつかむ事が出来ずにいるのが現実です。そして今後より一層深刻な問題になるのではないでしょうか?
この問題では日本の住宅の資産価値が上がらない仕組みにも問題があるように思えます。生活スタイルが変化して引っ越したいが価値がゼロになってしまった住宅は土地代でしかなく土地評価の日本では今、そして今後上昇の見込みはありませんん。古くなる住宅とあわせてその街並み荒廃してゆく運命です。
パワービルダーが今の購買層にあった家をつくり売る。素晴らしい事かもしれませんがそこに地域行政の街づくりのマスタープランが無いので、街としての作品にはなりません。出来上がった新しい住宅地はそこに憩いを感じるところでは無いような気もします。
・・・・『良い事はカタツムリの速度で進む』ガンジーの言葉です。
私たちも自分で出来る事をこつこつと続けるしかありませんね!がんばりましょう。