家猫になってからのサリー

外に出たがることもなくなり家猫としての自覚もできつつあります。

トイレを忘れちゃうのでオムツ生活ですが、嫌がることもなく大人しいので良かった。

たまにオムツから漏れたり、外した隙にあちこちにオシッコされたりで私はお掃除オバサン化してます。

ただ臭いが酷いのがなかなか改善しない。

それで一度健康状態を調べに動物病院へ連れて行きました。


一通りの血液検査でわかったのは、かなりの貧血と脱水と慢性腎臓病。肝臓他は問題なし。体重は2キロしかありませんでした。食べていたのに痩せてます。

臭いのもとは口の中にありそうな感じで歯周病とか歯槽膿漏?

この日は点滴をしてとりあえず帰宅。


その1週間後、朝ご飯のときです。

猫のお水入れに顔を入れたサリー。

カップの中の水が真っ赤になっているではないか❗うわっ!

サリーの口を拭くと……鮮血がポタポタ、ダラダラ🩸

見る間に床は血だらけになり、朝から驚くほどのホラーな風景です。拭いても拭いても口からあふれる血。止まりません。サリーが飲み込まないようにして、拭きまくるしかありません。

やがてサリーは横たわってしまい、意識が薄れて瞳孔が開き気味。身体も冷たい。あの体での出血量は多すぎです。

まさかいきなりのお別れ?ヤバいです😱!!

人間だったら速攻で救急車要請ですね。


すぐさま病院行きとなり、私は慌てながら身支度整え夫の通勤の車に乗り込み病院へ。

やはり口の中に問題ありで、一部血が固まっていました。それ以上の検査は麻酔が必要で、高齢と腎臓病がある事で先生は……お困りのようでした。

点滴、ステロイド、止血剤、栄養剤と注射を打ち、倒れたのは大量の血が流れたので貧血でしょうと。血が止まればまた血液は再生するけれど同じことは起こる可能性があるので、その場合は輸血?歯槽膿漏とか重度なら全身麻酔で抜歯ですが、サリーの場合条件が悪くて踏み込めないようです。

私がTNR活動を始めた頃から信頼をおいている病院なので、先生と相談していきます。


現在のサリー
落ち着いていますのでご安心を……😺
せっかく家猫になったんだから、その温かさと安心感をもっと味わっておくれ、サリー。
エビスも頑張っています。