防音用でしょうか。小さな二重ドアを開けると30人ぐらいが入れる客席があり、
小さなカウンターがありました。
その中に、今日の演奏者「広沢哲」店主がニッコリ笑って迎えてくれました。
私はチャージ2千円と霧島コップ一杯(四百円)を払い客席へ。
お客様も少しずつ増えて来て、さて開演。
ステージに登場したのは、サックスの広沢哲さんと清水良憲さんというベース奏者の2人だけ。
今夜はタンゴでしょ?演奏者は2人だけなの?
それもテナーサックスとウッドベース。
本当にタンゴをやるんですか?
実はコレがすごかったのです。まずは広沢さんのサックスだけのタンゴ。
これが1曲目から泣かせてくれます。
2曲目からはベースも加わり、2人のタンゴが始まりました。
不思議なもので私の知ってるタンゴ、リカルド・サントス楽団よりも哀愁があるのです。
ベースだけのタンゴもありました。
このライブが終わり、店のドアを開けると・・・・
そこは粉雪の舞うブエノスアイレスの港町になっているのではないかと私は想像してしまったのです。
「なってるハウス
」のライブスケジュールはホームページで確認できるそうです。
私の好きなドラマ「深夜食堂」のテーマ曲を唄っている鈴木常吉さんのライブもよくあるそうです。
最寄駅、日比谷線の「入谷」は恵比寿から一本です。案外、近いです。
おしまい