こういうのって、子供の私なら、無性にダッシュしたくなっていたと思う。
何故走りたくなっていたのだろう?と考えたら、やはり学校の廊下って基本的に走るの禁止だったので、ルールで縛り付けられた日常から、非日常へと解放した爽快感を味わいたかったのだろうなと。
つまりは、ダメなことだと分かっているからこそ走りたい。
「何故」なんて子供の頃に考えたこともなく、内側から発生していた衝動に過ぎず。
基本、大人になっても人間の脳はそれほど変わっていない。
抑えつけることで共存的自由の道筋を示すのか、それとも、抑えつけないことで個人的自由とするのか。
人間の本能的な脳ミソって、結構残酷な場面も多いですからね。
例えば、なんら関係の無い家とかに火を着ける人なんて、殆ど犯行動機なんて「むしゃくしゃしたから」以外に出てこない。
裁判なんて傍聴すると、小学低学年程度の発想であることが良く分かる。
ダメだからやる、ダメじゃないならやらない?
なんか紙一重だよね。