パニック障害といわれる方々がとても多く見受けられます。症状には強弱があって、一概に「これがパニック障害の発作」とは断定しにくく、問題があると訴えれば何でもパニック障害の症状になりうるもの。
ただ、そのなかでも総じて言える事は、呼吸、脈拍、体温調節(異常な汗)、などの生命中枢が、コントロール不能な状態に陥る症状を話される方が多いようです。
例えば、息を吸っているのに吸えていないという、「窒息感」に苦しめられたり、急に手足の血の気が引いて痺れたり麻痺してしまったり、触ると冷たいにも関わらず発汗していたり、ドキドキと動悸が激しくなったり、いわばショック状態のようなもので、本気で「死」を感じる方が殆んどです。
いや、むしろ当人に話しを伺ってみると「そのまま死ねた方が楽だ」という意見も多いのは、苦しさがどれ程のものなのかが伺い知れますね。
どうにせよ、精神の問題であるとの意見が多いし、現に医学的にはそのように扱っています。
そして、治療方法に具体策が無いため、お決まりの「ストレスを溜めない」とか「規則正しい生活」とか「栄養をしっかり摂取する」などと、ありきたりのアドバイスはされるものですが、至ってどれもしっくり来ない。
っで、私は全くこの真逆の「体の問題」だと思っているフトドキモノです。
まず、何を隠そう私もかつてはパニック障害経験者である中で、「自己の症状」という前提で、以下の事は書いていますので悪しからず。
片方側の眼を使って、長時間PCや物体の観察(車の運転はとくに)をする方はまずなりやすい。厄介な事に、人は皆さん「利き眼」というものがあって、特別に凝視しなくてはならない状況だと、脳への刺激が片一方になってしまうものです。
そして、それらと物理的というか、医学的には同時に緊張を起こすのが「頭と首の境目」です。
私の経験上、パニック発作が出るのはいたって不定期であって、なかには「来るかも!」と思いつつも、ギリギリで留まって、沈静化することもしばしばありますが、大抵「来るかも」を一線越えて「キタキタ」となり始めた辺りから、急激に頭と首の境目が硬く緊張を始めます。
ちなみにこの「頭と首の境目」の部分は、眼球を左右に動かすと、一緒に筋肉が収縮する部分。自分で触りながら眼球を動かすと、簡単にわかるはずです。
よって、これが原因ではないにしても、何かしらの因果関係の一部分であることは予測ができます。
パニック症状にある「生命中枢の誤作動」は、意図的に起こすことは極めて至難の業ですが、何個か方法は無いわけではない。
例えば、催眠です。
催眠の面白い所は、脳の顕在意識を偽の状態で反応させる事ができる。
例えば、片方の手だけ温度を下げたり、熱いものを冷たく感じたり。
つまり、パニック障害についての結論になりますが、決まった条件で、いわば自己催眠状態になり、生命中枢に見せかけの誤作動を起こすのではないかという説から、自分で自分の治療方法を考え出しました。
誰もが見たことのある、典型的な催眠導入で、五円玉の穴に紐を通し、左右に振って目で追う動きがそれと似ていることから思いついたのです。
あと、人間の脳がリラックス状態にある時には、瞼の下で眼球は左右に行き来します。
言い換えれば、眼球の固定が脳のリラックス状態を常時遮っていることから、パソコンモニターの凝視、スマホの長時間使用には注意が必要です。
IT系の企業にうつ病が多いのは、これらの事から因果関係がありそうだと思っています。
勿論、状況によってはITであろうと接客であろうと起こりうる問題ですが。
あ、ちなみに私もパニック症状が出ている時は「このまま死ぬんだろうな」と本気で思っていました。
情けないことに、毎回そうやって感じていました・・・・。
まぁ、色々なケースはありますが、お困りの方は、必ず解決の糸口がありますので諦めないで下さい。
私のできるアドバイスは数少ないですが、何かお力になれるようなら是非。
但し、私は何も提案しない主義ですので、そこの所悪しからず。