近頃自宅PCの調子があまり良くない。変なんものをインストールしてしまってからだ。

 勿論アンインストールはしたが、どこかのレジストリが削除されていないのだろうと思う。

 PCも人間の脳も同じ記憶装置。たった一つの記憶によって、その全ての活動を狂わされる事もある。
 
 どういった事で狂わされるのか。PCであれば、マウスやキーボード操作でシステムが壊れる事は考え難い。

 大抵は大きな作業、パーツ交換をした時や、強制的な事をしたとき、急に電源が喪失したとき、または今回の私の様にインストールや削除を行ったときだろう。

 記憶装置は脳も同じ。だから、沢山脳が働いている(特に感情が高ぶるとき)ときや、望まない事を強制的にされたとき、急に意識を失ったり、手術による全身麻酔が行われた場合は、全身の調子を狂わす事になりやすい。
 
 「それは時間が経てば治るのか?」治るとは生物の持つ治癒作用なのだが、こういった類いの「狂い」は、PCと同じく治らない。

 つまり、生物が持つ生体恒常性(治癒作用もこの一部)が阻害される要因と、PC全体の調子が悪くのる事は似ている。

 だから我々の仕事の醍醐味は、PCの調子を狂わせている、ほんの少しのレジストリを探し出し、それを削除するのと同じなのかもしれない。