親が子に対して出来ること。


それは、


たくさん挑戦して、たくさん失敗して、たくさん学んで、たくさん成長して、


大人になると、社会に出るとこんなに楽しいんだぜっ!って


時に言葉で、時には背中で伝えてあげること。





特に不登校のお子さんがいる方に強くお伝えしたい。


社会人になる前、18歳くらいまでは家庭と学校がこの世の全てと思いがちです。




でも大人になると分かると思うけど、世の中めちゃくちゃ選択肢あるし


職業だって数十年まえに比べたら何百何千職だって増えて実際にあるわけだし


その気になればなんでもできてしまう時代に僕たちは生きています。




だから、例え、今たまたまその環境が合わないだけ

もがいている子がいたとしても


ぶっちゃけ学校に行こうが行かないが関係ないということを伝えたい。




なぜなら、僕自身が17年前不登校だったから。


その頃はたくさん親と喧嘩したり、自己否定、自己嫌悪に陥ったりたくさん悩みました。




でもその後の人生、海外にたくさん旅行したり、海外で働いてみたり、日本で就職したり


色々な人達と出会い色んな経験してきて思うのは


学校に行けないからと言うだけで問題視したり


それだけで社会不適合者だと思ったり


将来困ることになると決めつけるのは勿体無いということ。




現在進行形で悩んでいる方や、親御さんからすると大変かもしれませんが


親が出来ることとすれば、最初にも伝えたように


親自身がたくさん挑戦して社会はこんなにも楽しいんだということを言葉にしなくてもいいからやること


それは何も大それたことをしろというのではなく


例えば、自分で得たお給料で大好きなものを食べに行くとか、気に入った服を買ってオシャレしてみるとか


小さなことでいいのです。


普段我慢してしまっていること


本当はこれやりたかったんだよなっていうことをやってみる。


子供は思ってる以上に親のことを見ています👀




学校に行かないという問題自体に焦点を当て続けるより


一緒に悩み一緒に落ち込むよりも


親であるあなたが変われば、子も変わります。




波動という言葉が僕にはしっかりくるので使わせてもらいますが


あなたの波動が変われば、子のにもその波動が伝わります。


それは良くも悪くも両方の意味でです。




親が少しでも明るい方に意識変化が起こると、それが周りに伝達するのです。




お子さんが何か小さなことでも出来たら褒めてください。


幸い、僕の父親はダメなことに関してはめちゃくちゃ怒る人だったけど、出来たことに対して「褒める」ということもしてくれる人でした。




当時の僕は反抗期でもあったので、褒められても素直に受け取れなかったけど


掃除する、お皿を洗うなどの家事を手伝うなどちょっとしたことに褒めてくれました。


褒められたからと言って特に意識の変化はなかったけど


今思えば、


肯定してくれる=味方でいてくれているんだ


という安心感のようなものを与えてくれていたんだと今なら分かります。




逆に、


「がんばれ」とか


「あなたの為を思って言っている」という言葉は


逆効果です。


僕は不登校になった当初、「頑張って行きなさい」とよく言われましたが


頑張って行けるならそもそも悩んでいないのです。


「あなたの為を思って」も子供からしたら、自分の為を思ってくれているなんて思えるわけがありません。


僕、私の為を思っているなら無理矢理学校に行かせないでというのが本心だと思います。


そしてそういう言葉を発した時に考えていただきたいのが、


「あなたの為」というのは「自分の為」だったりしてませんか?


厳しい言い方になるかもしれませんが、


実際のところ、


「不登校の子の親である自分が、ダメな親だと思われたくない。」


このような感情から相手を動かそうとしていませんか?


自分の世間体や近所からどう思われるか、自分の両親、旦那さん奥さんの親からどう思われるのか


そんなことばかり気にしていませんか?


結局自分のことしか考えていない、


また嘘をついている、


子供は結構そういうところしっかり見ています。




学校に行けないという問題を一旦脇に置いといて、


今日は部屋から出てきてくれた


話しをしてくれた


家のこと手伝ってくれた


小さなことでもいいので褒めてみるってことしてみて下さい。




もし、褒めることが苦手、できないという人。


これに関して、更に1時間話すことができちゃうのであまり深くは書きませんが


褒めることが出来ないのは、あなた自身が親からあまり褒められてこなかったのではないでしょうか。




そういう方に是非やって欲しいワークがあります。


それは、


親に本当は褒めて欲しかった、認めて欲しかった、よく出来たねって言って欲しかった、幼い頃の記憶を出来事を思い出してみて下さい。


褒めてくれなかった、なんの声もかけてくれなかった親に対して


「本当は何と言って欲しかったのか」


たくさん書き出してみて下さい。


書いてみると怒り、悲しい、ふざけんな、色んな感情が湧いてくると思います。




その湧いてきた感情を認め、


自分自身に本当はこう言って欲しかったよねと労ったり


胸のあたりをよしよししてあげて下さい。


そして、もし言える勇気があったり、親が健在であるなら


本当はあの時こう言って欲しかった、認めて欲しかったと直接親に言ってみてください。


多くの場合、


「え、言葉にはしてなかったけど、よくやったと思っていたよ」


「え、そんな風に思ってたの?」


「褒めたつもりだったけどね」


などなど、以外とびっくりするような答えが返ってくるパターンが多いです。




同じ質問をあなたがお子さんからされたらどうでしょうか。


褒めるって言葉にはしてなかったけど認めてたよとか


大きくなるにつれ、褒めることが照れ臭くなったり


もしかしたら自分の親と同じような考え答えになる方も多いのではないでしょうか。




このワークをやることによって、あなたの意識が少しずつ変わり、確実にお子さんの意識も変わります。


時間はかかるかもしれないけど


きっとお子さん自身で自然と今後どうしていきたいのか自分で答えが出てきます。




僕も半年くらいかかったけど


自分の方向性というものを親にしっかり伝えることができました。




子供が学校に行かなくて困ってるんです、


子供が部屋にこもってばかりで、


子供が全然口をきいてくれなくて…


主語を子供→自分に変えてみましょう。




私は今日から筋トレする。


私は本当は料理が嫌い。だから今日はドミノピザをデリバリーで頼む。


でも、お店に取りに行くと半額らしいから、やっぱりチャリこいでお店にピザ取りに行く。笑


明日は私サイゼリアでイタリアンお腹いっぱい食べてくる。


私は今月カバディのスクールに入る!笑




家族、身内であれ人を変えるというのはほぼほぼ不可能です。


それよりも自分の意識を変えるほうが、周りにも変化を起こしやすくなります。


家族の1人でも意識が変わると必ず何かしら変化が起きます。


まずは自分から。


親ができること、


意識を変えること


言葉を変えること


たくさん挑戦して


たくさん失敗して


それでも人生楽しいんだって伝えてあげるだけで十分です。




まとめると


1, 親自身が小さなことでもいいので、今まで我慢してたこと、挑戦してみたかったことなど、たくさん挑戦して社会はこんなにも楽しいんだということを言葉にしなくてもいいから行動を通して教えてあげる


2, 問題に焦点を当てるのではなく、自分の意識が明るい方へ焦点を当てる


3, 意識が変わったら、子供に投げかける言葉を変えてみる。褒める、一緒にこれやらない?ここ行ってみない?などなど



長くなりましたが、1番伝えたい大事なことは


あなた自身の意識変化です。




絶対にあなた自身も、悩んでいるお子さんの人生も良い方向に進んでいきます。


今日も応援しています。



1人で悩まずに、誰にも相談できる人がいなくて、僕に質問してみたい、話を聞いてほしいなどあればお気軽にコメント下さい。





Compass of your heart.