種がなければ花も木も、野菜も芽が出ない。


芽が出るということは元々種が存在したから。




人に置き換えるならば、


みんな自分の中に生まれ持った種があります。




ケーキ屋さんになりたいと思った人には


ケーキ屋さんになって美味しいケーキを作るという種があります。


たとえそれが、家の近くの美味しいケーキ屋さんのスイーツを食べたからとか


テレビでパティシエの人がケーキを作っているのがカッコよかったからとか


外部からの影響であっても、なりたいという芽生えがあるならその人の中にはケーキ屋さんという種があります。




同じような状況でも、ケーキ屋さんになろうと思わない人も当然いるわけで


そういう人達にはケーキ屋さんになるという種は元々ないのです。





植物を育てようと思ったら、種がないと芽が出ないように


自分の中に、なんか知らないけど興味が湧くなという種がなければ


やってみたいという思いすら芽生えないです。





植物や成長経過は


種→芽が出る→成長→成熟→開花→種子散布


人間も同じで


種→興味・関心→芽生え→トライ→成長→成果→誰かを勇気づける、影響を与える





大人になると小さな好きという感情すら抑え込んだり


気づかないふりをしてしまいがちだけど


一度きりの人生で、自分の中にある種に気づかせてくれた芽生えを無視してはいけないですよ。