2月 笠間教室 茶道稽古
春くれば草自ずと生ず
立春を迎え いっそう春めいてまいりました
「咲き分け」
一株の木から紅白の梅が咲く様子を表しています
梅といえば
伊勢物語 四段
会いに行けない場所へ引っ越してしまった
女性を想い続け 一年後
がらんとした彼女の家を訪れ
一緒に観た 月と梅を眺めながら歌を詠みます
月やあらぬ 春や昔の春ならぬ
わが身はひとつは もとの身にして
稽古は 大炉をいたしました
寒い冬に
広口釜から上がる湯気は格別のご馳走です
炉縁は祖父母の古い家の床框でつくりました
道具を通して 思い出話に花が咲くのも
茶の湯の楽しみのひとつです
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「灌仏会」
・春の和歌
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・伊勢物語 八十二段
・釣釜
お問い合わせはコチラまで
Email : WAXWANE29.5@gmail.com
※WAXWANEは小文字にして
メール送信してください