イケメン塾講師水嶋ヒロを拝んだ後
向かった美容室
扉を開けると
松田龍平似のイケメン美容師さんがご案内してくれた
こんなメンズいましたかのぉ?(≧艸≦)
若干ハシャいでいたがそこは平静を装い順番を待つ
まだまだ下っ端の松田龍平は、ワイルドな容姿にも関わらず優しい笑顔で接客していた
しかし、若いイケメン兄ちゃんに対して私は妙に意識してしまう愚か者である
目も合わせられない
(意識し過ぎだ)
話すとき口が尖る
(バカとしか言いようがない)
チューをしたいわけでもヨダレをこらえてるわけでもない
『私は、イケメンだからって簡単になびく女じゃなくってよ』
妄想族であるが故の全く無用の心配…、自意識過剰による不自然極まりない妙な事になっちゃってる仕草なのである。
龍平との出会いにかなりの字数を使ってしまったが
私は貧乏人なので美容師さんの指名はしない
いや、できない
男の美容師さんが苦手なので
できれば妙齢の女性のみ(客層も含む)の美容室に行きたいくらいだ
こないだまで女子しかいなくて安心して通っていた美容室に龍平が加わったんだが
前述の通りご指名をする事はしないので
男の美容師さんでも甘んじてやっていただかねばならない
幸い龍平は下っ端なので担当になる事はなく安心しきっていたが
下っ端君なら当然だが、シャンプーや、パーマやカラーの下準備に現れるのだ
1回目のシャンプーはお姉さんがやってくれた
ブワ~っと乾かす作業のヘルプも、別のお姉さんが来てやってくれた
ブログを読んだりして泣いたり笑ったりとすっかり油断してたら
背後から
シャカシャカシャカ~って音とともに耳カバーをつけてくれたのは他でもない龍平だった
縮毛矯正とカラーリングは長時間かかるので
龍平もピー・ペーを気にかけてくれてたようで
「お兄ちゃん、他の子の面倒まで見てくれてますね~。優しいお兄ちゃんで」
などと作業はフリートーク付きだ
「そうなんですか~?
家では弟と喧嘩ばっかりしてんですけどね」
勿論、語る私の口は尖っていた
本当に馬鹿だ
「いえいえ~
スゴくいいお兄ちゃんですよ~」
龍平と軽くトークしていたが
子供から離れて携帯いじってられるなんてそうそうないので携帯に戻る
龍平に染め染めしてもらって、ちょいと時間を置く間にトイレに行きたくなり
染料が付かないようにタオルで妙な頭にしてもらってトイレに行った
この頭ったらねぇな…
失意のうちにシャンプーの時間になった
龍平が洗ってくれるらしい
シャンプー…
あたしゃ自慢じゃないが頭の形がすこぶる悪い
しかし流す時にこそ、真のガッカリが待っていたのだ…
【続く】