上海 (Mr.ハリソンのブログhttp://ameblo.jp/shanghai/  より)



小泉首相の靖国参拝の中国、韓国からの批判による影響について一昨日採り上げたが、昨日の日経新聞で客員コラムニストの田勢 康弘氏がこの問題についてわかりやすく書いているのでご紹介したい。


まず、小泉首相や安部官房長官の靖国参拝は、憲法20条第3項「国及びその機関は宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはいけない」に抵触する疑いがあり彼等の言う「自由」発言はおかしいという。


今ひとつは、そもそも靖国神社は明治2年「戊辰戦争」で死んだ「政府軍」の兵士を祀り、明治10年の西南戦争の翌々年名称が靖国神社と変わり、政府軍兵士が祀られた。「国賊」西郷軍の死者等は祀られていないという。


小泉首相は、A級戦犯について「戦争犯罪人だと思う」と答弁していて

その「戦争犯罪人」が合祀されていることは「誰でも自由『心の問題』だという。憲法20条も、A級戦犯についても論理的な説明ができていないという



田勢氏は、この靖国神社参拝問題は中国・韓国からの批判があるだけでの問題ではなく、これは「国内の政治問題」であるという。


つまり、憲法違反の疑念を抱え、日中・韓外交問題にも発展しているのに「心の問題」と言い切る国家運営の最高責任者に、ナショナリジズムの台頭と、物言えば唇・・・・の社会風潮を危惧している。


少し難しくなったが、終戦記念日を迎えるにあたり国民ひとりひとりが

日本の現況を考え、世論の力で次期首相を選びたいものである。



大田 弘子
経済財政諮問会議の戦い