蝦読weeklyです。
映画化の話を聞いて手に取りました。連作短編集だとは知らなかったのですが、読み始めるとすぐに引き込まれました。現代とは異なる時代を舞台にしたミステリーは、時代考証が必要な分、執筆の苦労も並大抵ではないはずですが、翌日に持ち越すのがもったいないと感じるほどのめり込みました。
周囲で次々と起こる謎に挑む村重と、あまりにも切れ者すぎる官兵衛。その人物設定と構成の巧みさには、ただただ感心するばかりです。特に、官兵衛が登場する瞬間のワクワク感はたまりませんでした。
三宅香帆著 『30日de源氏物語』
初心者に30日で源氏物語の魅力を伝えるコンセプトで書かれています。
改めて、書評家として著書のスゴさを感じました。私も2度ほど源氏物語の現代語訳を読んでいますが、どう読んでも、ここまで感性豊かな読み取りはできません……。
キャラや場面を思い出すと、なるほどこうやって読めるよなぁと頷けること多数。ジャンル問わず、様々な本に触れてきたからこそ述べられる著者の源氏物語観にただただ脱帽するばかりです。
現代語訳、また読みたくなったなぁ。











