北海道マラソン2024レポ | 55までの抵抗

55までの抵抗

50代半ばのおじさんが主にランニングと読書で加齢に抵抗するブログ

 本当は思い出したくもない(泣)、北海道マラソンレースレポです。

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 昨年の暑さを思えば全然楽だったスタート前。
 コロナ陽性明けだったことを思えば全然楽だったスタート前。
 一旦荷物を預けた後、スパッツの上にハーフパンツを履いたままだったことを思い出して、戻ったりはした(笑)くらい舞い上がっていたけど、ここまでのランニングの調子を考えても、悪くても昨年くらいは走れると思っていた。
 それが、まさかこんなことになろうとは。


 start~10km
 今回は4分30秒/kmペースでどこまで引っ張れるかを試すプラン。
 スタート直後は混雑、その後は体感を信じてみて、とかいろいろやってみて、やっと4分30秒/kmペースにのれたのは6km過ぎ。
 ちょっと遅めだけど、最初はゆっくり入る予定だったし、しゃあない。
 早め、こまめの水分補給も心がけた。
 体は動いている。

 10km~20km
 快調だった。
 19~20km地点で一旦ラップが落ちたが、その後に戻せた。
 ジェルやスポドリ、水もスポンジもプラン通り。
 まだ動く感じ。

 20km~30km
 ややキツくなってくる。
 4分30秒/kmペースは難しくなってきたので、ペースを落としはじめる。
 給水はしていたが、ジェルは摂らず。
 給水も一口、二口であとは体や太腿にかける作戦。
 頭では大丈夫だと思っているから、補給を怠るようになっていた。

 30km~
 ペースはすでに5分/km台に落ちてきていた。
 それは作戦通りだったので問題ないなと思っていたが35km過ぎくらいから、思っている以上に体が動かなくなる。
 歩くのは嫌だったので何とか走る。
 思えば、この時点で歩いていたり、休んでいたら完走はできていたかもしれない。
 完走ということを言えば、完全な判断ミスだった。

 スタッフの「ヤバイ、ヤバイ」という声が聞こえる。
 何が、誰が?
 気が付いたら転倒していた。というか、係員に囲まれていた。

 ヤバかったのは私だったのか。
 上手く転んだのか、係員が支えてくれたのかわからないがケガはなかった(後刻確認)
 両脚がふくらはぎ、太腿とつりまくる。
 座っているのがツラいので横になっているしかない。
 体を動かそうとしてもふらつき感が強くて動けない。
 人生最大の重症といって過言ではない。
 それでも最初は「ゴールする」と言っていたようだ(覚えてない)
 知らない間に救護の人が来て軽い診察をしてくれたらしく、結果は「回復待ち」だったとのこと。
 収容車が来るまで待たなきゃならない。
 それまでずっと道端に寝かされていた。
 不満は全くない。
 本来やらなくていいはずだったことを献身的にやってくださり、長時間にわたって優しく丁寧に対応してくださったスタッフの皆さんは恩人です。
 本当にありがとうございました。

 ある程度回復したので、ゴールに向かうことも一瞬よぎったが、これ以上スタッフに迷惑をかけたくないので自分を貫くのはやめた。

 脚の張りはひどくて、今もまだ両脚のふくらはぎのあたりは張っているくらいだ。
 収容バスに乗って、撤収の始まっているゴール地点で荷物を受け取り、着替えてのち、荷物を預けているホテルへ。
 大急ぎで移動したが、今の自分が動けるのには限界がある。
 予約していた都市間バスには乗り遅れ、JRの特急の空席をとって帰路へ。
 若干時間があったので、駅でヤケ食い(笑)。

 食欲の回復は早い。
 お風呂に入る時間もなかったから、制汗シートで体は拭いたものの、相席だった人はツラかっただろうな……。

 

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 私の北海道マラソン2024は終わりました。


 今年は暑くなってきてからの30km付近の距離走でふらつく感じが何度かあったのですが、ここ数回は大丈夫だったので安心してました。
 甘かったなぁ……といっても、原因はわからないので、対応しようもありません。
 熱中症や脱水や日常の疲労が原因であれば、いろいろ考えられますし、そう願いたいです。
 そろそろ職場で受けた健康診断の結果が来るだろうし、その結果とにらめっこしつつ診てもらおうかなと思っています。

 次の予定はオホーツク網走マラソン。
 9月末までどうなるかな?

 というか、この記事、絶対身バレする(笑)。