蝦読weeklyです。
リュウジ著 『虚無レシピ』
料理研究Youtuber・リュウジ氏によるレシピ本です。
著者の動画は好きでチャンネル登録しています。実際に作ってみることはそれほどありませんが、毎朝食べるオートミールの味付けは著者の動画を参考しています。虚無レシピは料理をすることもつらい時や、あまり材料がない時に使う極々簡単なレシピ。動画でもシリーズ化されていて、これが本格的な料理を作る動画と同じくらい面白く、役立ちそうなものばかり。その書籍化なので、しっかり読ませていただきました。虚無バターごはんとか、こんなんでいいのかと思うくらい簡単なのに、すごく美味しそう。
「こういうのでいいんだよ」「こういう飯を楽しめない人間にはなりたくないんだよ」名言だと思います。
クリストファー・マクドゥーガル著 『NATURAL BORN HEROS 』
数年ぶりの再読です。戦時中にクレタ島で起こったことから、人間として本来あるべき動きや食事について触れる1冊です。
先週、「マフェトン理論」についての本を読んでから、この本を本棚から引っ張り出してきました。私は「マフェトン理論」については、こちらの方がわかりやすく触れられていると感じています。戦時中にドイツ軍がクレタ島に攻撃の手を伸ばしていく中で、人質を連れながら長距離を速く移動できている記録を知り、著者の興味は「クレタ島の人びとの運動と食事」に広がっていきます。炭水化物に頼らない「マフェトン理論」、器具を使ったウェイトトレーニングに頼らないカラダづくり、相手の動きを利用する詠春拳、そしてクレタ島の食事。人間の能力はかつての人類の生活や行動の中にある、といった感じになるのかな? この考え方が正しいのかどうかはわかりませんが、テニスのジョコビッチ選手やトレイルランナーの鏑木毅選手も糖質に頼りすぎないことを勧めているので、効果はあるんだと思います。私には完全な実践は難しいですけど、心拍や低糖質といった意識を改めて持ってみようかなと思ってはいます。
戦時中の出来事の記述が大切とはいえ、冗長に感じてしまうのが残念(なので、今回はかなり流し読みでした)ですが、よく読んでみると発見の多い本です。
みやすのんき著 『白熱!みやすのんきのサブスリー教室』
マラソンに関わる基礎知識をまとめてくれた指南本です。今まで何度読んできているかわかりません。
著者の本は何度も読んできています。この本も何度読んでいるかわからないくらいリピートしています。実は。今回は弘山勉氏の著書が非常に腑に落ちたので、改めて著者の本も読んでみたくなりました。この本は基礎知識編。著者の視点は、どの本もアスリートにできることが市民ランナーにできるとは限らないので、レベルアップする際の考え方を変えて見直すべきである。泥臭く練習量を積むべし。ということを説いてくれています。後者はその通りだと思いますし、前者は目からウロコ。この本はこれまでの著書で触れられてきたことのブラッシュアップ。何度読んでも参考にできることが多いです。
アイザック・H・ジョーンズ著 『世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術』
糖質は制御して「良いアブラ」を摂ろうという内容の本です。
こちらへの投稿は初ですが、これまで何度も読んだ本です。読んでみるとなるほどなと思いますし、私自身も甘いものは好きな中で糖質は意識しながら摂っていますが、長く走る人なので「本当にアブラだけで良いのか?」というあたりで躊躇してしまいます。糖質や「良いアブラ」が身体に与える影響について知識を身につけておくのは良いかもしれません。