生い立ち55-ヨガに興味を持つ1 | Levyのブログ

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ごく普通の生活をしてきたつもりですが、ちょっと変わったことを体験したり、身近な人から聞いたりしてきたので、そんな話を書きとめていきたいと思います。

高校生の頃は、ひたすら自己否定をしていました。
中学の途中から悩まされた日常的な吐き気から解放されても、他の人たちよりも体力が劣っていたのは変わりありませんでした。

もっと元気に、健康的に、生き生きと生きられないのか?
毎日楽しく笑って生きることはできないのか?
そんなことばかり考えていました。

ある日、父の部屋に3冊の本が置いてありました。
健康に関する本で、1冊は鼻うがいの本でした。
もう一冊は『Bスポットの発見』みたいなタイトルで、鼻の奥に鼻の通りを良くするポイントがあるという内容でした。
そして3冊目が『ヨガ入門』という本でした。
ヨガ行者が片方の鼻の穴から紐を入れて、口から紐を出し鼻を掃除することが書いてありました。
父にとってはヨガも鼻を良くする手段の一つでした。

わたしは、なぜかこのヨガの本が気になり、1ページ目から読み始めました。
初めのページに長髪でヒゲを生やし、腰巻きだけを巻いた痩せたヨガ業者が床に両手をついて、脚と体を宙に浮かせている写真が載っています。
あーこの系統の本か〜、苦手だな〜と思ったのですが、写真の側に書いてある言葉が
「これがヨガか?」
でした。
そして、次のページからヨガが生活に則したものであることが、書かれていました。
著者の沖正弘氏がインドのノナワラにあるヨガ研究所でヨガの生活を体験する話が書かれていました。
(この本では、一般の人にわかりやすいように、沖氏がヨガ初体験のように書かれていますが、実際には違うことを後に知ります)
なんだか不思議な世界があるなという印象で、習えるものなら、習ってみたいという気持ちになりました。
初めてヨガの世界に触れたのは、この本でした。


その後、本屋さんで「健康」のコーナーに行くと、いろいろなヨガの本が出ていました。
そこでベストセラーとなっていたのが『知られざる健康法』(藤本憲幸著)という本でした。
その内容は、
・このツボを押すと、こんな効果がある。
・このポーズをすると、体がこうなる。
・こんな症状がある人は、このポーズとこういう食事を。
といったことが書かれていました。
具体的でわかりやすいなと思いました。
そして著者の紹介欄には「幼少の頃、医師から二十歳までの命と言われたが、ヨガにより見事に復活」と書かれていました。
ふーん、ヨガってそんなに凄いのかと思いました。