こんにちは、エビオです。

二人目不妊でタイミング法・人工授精が失敗し、体外受精にステップアップしました。

その際、転院しました。


転院先を探すときに、参考にしたのは、HPで公開されている治療実績等です。

不妊治療病院は全国に600あるらしいですが、病院を選ぶ要素は、いくつもあります。


家から近いとか勤務地から近いという地理的要素、費用などの経済的要素(遠距離の場合は交通費もかかる)、体外受精の場合は、自然周期で採卵するのか、卵巣刺激をして採卵するのかの治療方針など。

エビオと妻は、自然採卵とかへの拘りはほとんどありませんでした。エビオ自身は、日本神道の弛い信奉者で、自然な流れというのを大事にしていますが、治療を受けることが、卵巣刺激も含め、自然な流れだと思っています(卵巣刺激が体に悪いというなら、それは検討の必要がありますが。)。

二人目不妊なので、子どもを連れて通院できることは条件の一つなのですが、そこはエビ(夫)がフォローするとして、エビ(夫)のフォローがあるならば、多少家から遠くてもいいかなということで、地理的条件は、片道1時間半までならありかなと思いました。

経済的要素については、治療単価は考えないことにしました。

不妊治療の費用(総額)は、単価×治療回数で決まるので、できる限り治療回数を減らせそうな病院を探そうとしました。

そうすると、参考にするべきは、治療実績です。
これを見ることで、展望が見えてくるず・・・と考えていました。

しかし、
いくつかの病院のHPを見ると、治療実績が掲載されているところとされていないところ、掲載されているとしても、とっているデータが違う、いろいろバラバラということがわかりました。

聞くところによれば、日産婦(学会)には報告が義務付けられているらしく、全体のデータとしては日産婦が公開していますが、個々の病院のデータは公開されていません

そこで、

読売新聞が2016年2月7日に掲載した各病院の不妊治療実績(2014年における患者の「延べ妊娠数」「延べ妊娠数のうち35歳以上の割合(%)」「延べ妊娠数のうち体外受精の件数」「治療断念を促す年齢(歳)」が掲載。病院が全部掲載されているわけではなく、治療実績の多い病院で、回答のあった病院が掲載されています。)
をみて、掲載されていた都内の27病院と、不妊治療について一定のレベルがあると思われるJISART(日本生殖補助医療標準化機関)の認定病院5病院のHPを全部見ました。
※JISART病院のうち2つは読売新聞に掲載されていたので、合計30病院を見ました。

その結果、不妊治療実績について、確認できなかった病院が14もありました。ほぼ半数です。
掲載していない病院のいくつかは、知りたい場合は問い合わせてくださいと書いてありました。

掲載されていた16病院の中で、出産数まで掲載されていたのは、1病院だけでした。

公表していたほとんどの病院は、年齢階層別に、胚移植あたりの臨床的妊娠率(胎嚢確認なのか心拍確認なのかよくわからないのですが)が掲載されています。

そのほか、体外と顕微を分けていたり、新鮮胚移植か凍結胚移植か、初期胚移植かどうか、公開しているのが直近の一年のデータか開院以来のデータか等様々な方法で公開されていました。
また、「妊娠率」だけでなく妊娠数も公開している病院もありました。逆に妊娠数だけを公開しており、患者数が公開されていないため、妊娠率が不明なところもありました。

読売新聞記事による妊娠数の多い上位5病院が、治療実績がそもそも記載されていな
かったり、率がわからないなど、人気がある割に、データがないなあという印象です。
(HPではなく、本とか雑誌には出ているのですかね・・・あるいは、説明会などで提示される?)
例えば体外受精で1万人が妊娠しているという病院があれば、実績は凄いと思うのですが、仮に患者が10万人いたら意味がないです。ぜひ、率も出してほしいものです・・・と書きつつも、自然採卵戦略の病院だと率を出すのが難しいかもしれませんね・・・。

以前、医療法改正で、誇大広告が禁止されるということを書いたと思います。誇大広告を規制するとともに、ぜひ、治療実績など、患者側が病院を選ぶ際に必要な、治療実績等も公表を義務化してほしいと思います。
(不妊治療から卒業したら、今度は出産ということになりますが、出産に伴う医療過誤、医療事故も多いことから、その辺の数字も、しっかり公表して欲しいですね)

<結論>
不妊治療病院は、治療実績を公表してほしい。その際、年齢階層別(最低でも~29、30~、35~、40~、43~)、治療別(人工受精、体外受精(新鮮胚移植か凍結胚移植か、胚盤胞移植か初期胚移植か、ふりかけか顕微かそれぞれ)に、着床率、妊娠率(妊娠の定義も全国で統一してほしい(妊娠6週以降の心拍確認とか)、出産率、多胎率、また、それぞれの患者数、以上について統一の定義を作って公開してほしい。

できれば、各種オプション(透明帯開孔法とか?レーザーとか?)による効果実績なども示してほしい。

日本の患者は、一定以上のリテラシーがあるし、ネットでこれだけ情報が見れる時代なので、それなりに難しい話でも、読み解くことができると思われます。患者が医師の言いなりではなく、適切に病院や治療方針を選択できる環境を作ってほしいです。

追伸:出産数まで記載されていたのは、木場公園クリニックというJISART病院でした。35歳から40歳のグループで、凍結胚盤胞移植の場合、着床率は高くないですが、着床した胚の分娩率は73.5%という高い数値(?)でした。