古い縫い糸がたくさん残っています。
この塊のようになった糸が縫う時に針の通りを悪くします。
畳の隙間を埋めるのに畳表を細長く切ってガムテープで留めて有りました。
テープが貼って有る所を縫うと、畳針にテープの糊がベト付き、縫い難くなります。
畳の丈の隙間を埋めるのは稲ワラが一番です。他にもあてる物は有りますが、なにしろ縫うのが当たり前なんです。
同じく剥がしました。
この仕事はほぼ全てで、下ごしらえに約1時間かかりました。
本当に滅茶苦茶な仕事で溜息が漏れました。
畳はいくら手をかけても畳表を被せてしまうので、仕上がると隠れてしまいます。
そこで試されているのは、畳職人としての心構えで有り、日々仕事に対してどう向き合っているかだと思います。
私は下手くそなので、下手なりに丁寧な仕事を心掛けています。
このブログを読んで下さる方に間違えて捉えて欲しく無いのですが、私は「こんなに良心的な畳屋だ」とアピールしたくて書いているのでは有りません。
こんな連中と一緒にして欲しく無いんです。
といっても、畳の知識の少ない一般の方々が畳屋を見分けるのが難しいのも重々承知しているつもりです。
だいぶ回りくどい文章になったので、ここらで引き上げるとします。
長文にて失礼致しました。






