神様に頭ひっぱ叩かれる
波乱万丈は続くよどこまでも
それから、月日は流れ、20歳になった頃、
神様の世界はあるのかないのか?
興味を持ち、キリスト教や天理教、
創価学会など集会に参加するものの、
全てしっくりこなかった。
神様は自分の中にあるんじゃ?
って宗教を回った結果そう感じた。
で、小さい頃から絵を描くのが好きだったので、
中学の時に画家になりたいと母に話したら、
そんなもんで食べては行けない、
手に職を持ちなさい!
と昭和な苦労人が言う返答だった。
だったらと商業デザインの職業を選ぶことになる。
デザイン事務所に高校を卒業してとらばーゆして、
早く一人前のデザイナーになりたいと頑張り、
もっとお給料が沢山欲しいと朝から終電まで働き、
頑張り続けた結果、
阪神淡路大震災にあって、
住んでいたマンションが半壊し、精神的に壊れてしまい、
震災後PTSDで働けなくなり、1年後退職。
5年間くらい鬱状態でやせ細り引きこもり、
食べるために細々となんとかフリーでデザインの仕事をした。
鬱状態の時って、なんしか自分に自信がなかったり、
劣等感いっぱいだったり、自分には価値がないと思っていたりして、
人と話すのがすごく恐くて、食べ物を買うためにスーパーに行くものの、
それさえも、すごく嫌だったけど、なんとか頑張って外に出かけた。
6年間のフリーを経て、大きな会社組織の中で働くことを
経験したい、インテリア系のデザインもしたいな~って
思っていると、そんな話がやってきた。
で、そこの会社に入ってまた9年間頑張り続けたら、
今度は体を壊してしまった。
ひどい目眩と耳が聞こえない。
それがちょうど、9.11の時。
地震で揺れてるのか、目眩なのか?って思ったのを忘れない。
仕事も出来ないし、立って歩けない状態が急に来る。
医者嫌いな私はすぐに病院に行き検査をしたら、
メニエル病だと診断され、
難病だけれど2週間きっちり薬を飲み続けたら完治!
で、阪神淡路大震災にあって、9.11のニュースを見れば、
健康や命が大切で、モノにあふれてる時代、
いらないモノ、欲しいと思わないモノをデザインし、
大量に作り出すことに
ストレスを感じ続けていた。
でも、生活の安定のため、会社を辞めきれずにいたところ、
リストラにあって、正直ほっとした。
その半年後に今度は、胆石で激痛がはしり、入院手術することに。
健康や体力に自信があった私は、なぜか一生入院することも、
手術することもないだろうと思っていた。
不死身だと!
胆嚢摘出手術は内視鏡手術で軽いものだと聞いていたけれど、
手術後、麻酔に反応して一日中嘔吐し続けて、
5日間で退院の日を迎えたところ、退院手続きをしている途中に
また激痛で検査をすれば胆管に石が溢れたということで、
今度は口からカメラで石除去作業で1時間で済むところが、
取ることが出来なくて、麻酔が切れて2時間作業するも取れなくて、
私はボロボロになりながら、失敗に終わったことをつげられ、
再度MRIで検査したらなんか知らんけど石がなくなっていたと。
その時思ったのは、きっと神様は私に体の大切さと健康のありがたみ、
そして、食べ物に気をつけて食べることを教えられたのだなと感じた。
神様は私の頭をひっぱたいてくれたのね。
神様、私に健康と食べ物の大切さを教えてくれて感謝します!