〜あなたのこころを大切にします〜
みなさん、こんにちは
心理カウンセラー Makiです
この春から、とある民間のアフタースクールで少々働くことになりバタバタしておりました
久しぶりに小学生と戯れています
子どもの行動には理由があります
例えば、甘えが強かったり、大人を試したり、言動が乱暴だったり。
それは、「その子どもが悪い」とは捉えずに、その裏側に何があるのか?(何か理由があるのかな?)と捉えると、なんとなく見えてくるものがあります
この時に気をつけることは、自分の価値観や自分からの見え方(自分だけのメガネのようなもの)で、決めつけないことです
「甘えが強い子は親がきちんと子育てをしていないからだ」とか、「乱暴な子は親に原因がある」など。
この考え方だと、親を責めることになります
親を責めたところで、改善するでしょうか?
というのが私の考え
実際、今までボランティアでそのような場面を見てきましたが、親御さんを責めて子どもの言動が改善したことはほぼありませんでした
親御さんを責めることには意味がないのです
それぞれの家庭に、それぞれの背景があります。
子どもが乱暴だったり、強い甘えがある場合、親御さんは必死に子育てをしているかもしれませんし、もしくは子育ての仕方が分からないのかもしれません。
第三者ができることは、親御さんにも子どもにも寄り添うことです
時間があるときには、じっくり話を聴く。(いわゆる本当の意味での傾聴です)
傾聴は「自分のことを分かってもらえた」とか「自分のことを大切にしてもらえてる」と感じる場合があるので、これを繰り返していると子どもも親御さんも落ち着いてくる場合があります。
“いらだち”の裏側には、「自分のことを分かってもらえない」感じや、家庭環境の中で「自分は大切にされていない」と感じた場合に起きることがあります
それが日常的になると、常にイライラした気持ちがあり、不安になり、落ち着かなくなります。
不安があると、それは怒りに姿を変える場合があります。
人は、目先のことに注目してしまい、それを取り除こうとします。
乱暴な子どもがいたら、乱暴をさせないようにする。そのためには、「乱暴をやめなさい」と言う
それでもやめなければ、怒鳴る、叩く、脅す
これは一時的にはおさまるかもしれませんが、大抵の場合繰り返し、その子どもが大人になった頃には力関係が逆転し手がつけられなくなることもあります。
どこかで、乱暴をしてしまう理由をじっくり聴いてもらえる経験があると、寂しさや不安などの感情を溜め込むことなく生きやすい人生を歩むことができるかもしれません。
これは第三者の立場の人でもできることです
子育ては親御さんだけが抱え込むのではなく、子どもに関わる仕事やボランティアの人はもちろん、街中や、電車やバスの中でも、温かいコミュニケーションをとることができると、それは“子育てのお手伝い”だと私は考えます
子育ては大変です
子育てを頑張っているみなさん、私はできる限り温かいコミュニケーションがとれるように心がけていきたいと考え、応援しています
ブログを読んでいただきありがとうございました
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