音楽を好きな人、音楽を演奏する人、音楽を仕事にする人、様々な音楽の関わり方がありますが、ハマるきっかけってありますよね。
それは何気ないことで、たまたま最初に買ったCDだったり、ある日行ったコンサートだったり、友達の一言だったり、新聞の一記事だったり様々です。
私が音楽にハマるきっかけになり、その後もずっと覚えてる言葉がありました。
「何よりもすばらしいのは、音楽が伝えることのできる感情の種類は無限だということである。言葉で表現できない深い感情までも、音楽は明確に示してくれる」 〜レナード・バーンスタイン
中学の音楽の教科書にこれが載っていて、ずっとこの言葉が頭にありました。バーンスタインの写真とともに。
バーンスタインを知る前にこの言葉を知って、後にNHKでバーンスタインのドキュメンタリー「音楽の贈り物」を見てその存在を認識しました。
で、先日、編曲やピアニストとして色々一緒に活動している”とくちゃん”こと佐藤亜弓とリハーサルをしている時に、依頼者のリクエスト曲の楽譜がないからと佐藤の持っている教科書を引っ張り出したのです。なんと学生時代の音楽の教科書が全て残っているのです!さすが!
そしたら見つけました!!正しくは「中学生の器楽」という教科書でした!!
これを中学生の時に見て「へ〜、そうなのか〜」と一人で思っていたわけです。
そのことをとくちゃんに言ったら「こんなページちゃんと読む人いないよw」って言われました。
ちなみに音楽の教科書には全て作曲家の言葉が載ってました。
うん、これらは全く心に残らなかったなw
とにかく、この頃は漠然と、言葉よりも多くの感情の種類を音楽は表現できるってことがなんとなく頭に残っていて、音楽の威力をなんとなく感じていたわけです。
実際、これと同じようなことをいう人って多いと思います。
言葉で表せない微妙な感情も音楽は表現できるんだよ、みたいな。
でもこれってすごく難しいことなんですよね。
バーンスタインだからこそこれが重い言葉になるっていうのを後々すごく考えさせられました。その辺の音楽家が言ってる軽い言葉ではなく、バーンスタインならではの重みがあるんです。それはただバーンスタインが偉大な音楽家だったからというわけではありません。
なんでそう思ったのか、続きはまた次回。
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