先日、テレビで全国高校駅伝をやっていて、会場は京都の都大路なんだが、背景には送り火の「大」の字が見えたので如意ヶ獄なのかな、山肌の木々がちょうどこの写真のように紅葉に染まっていた。京都では師走のこの時期に紅葉するのか、とちょっと驚く。秋の訪れがおそいのか、それとも紅葉は冬の風物詩なんだろうか。北海道の感覚では「紅葉」は秋で、冬は「雪」なんだけど。おなじ日本でも季節の風景がだいぶ違うなあ、と今さらながら感じた。ところで、この写真は富士フイルム社製のコンパクトカメラで撮影している。今年、愛用していたカメラを落として壊してしまい、しかたなく、この補欠のカメラに替えたんだが、オートフォーカスの精度が高いし、発色がなかなか良くて気に入っている。災い転じて福となす。今年、良かったことといえば、そのことかな。
では、良いお年を。