脱力系の店って、居心地がいいね、っていう話。先日、街中で妻と待ち合わせする機会があって、ちょっとだけ時間が空いたので、イオンの店内にある喫茶店にひとりで入った。店には、私のほかに買い物帰りのママ友が何組かと、何か懸命に書きものをしている女性客がひとり。ほどなくウェイトレスが注文を取りにきたのでアイスコーヒーを注文し、それからちょっとの間、誰の目を気にすることもなく携帯ゲームにかまけていた。いろいろと凝ったカフェにも行ったが、意外とこういう力の抜けた場所のほうが居心地良くいられるもんだなぁ、と思う。
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それは食べ物屋さんにも同じことが言える。私は食いしん坊だがグルメではないので、高級フレンチのコース料理なんかよりマクドナルドのほうが、よほど合っているように思う。というわけで上の写真、渋く見えるけど、マ・ク・ド・ナ・ル・ド。
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そうそう。マックといえば、札幌、二十四件のマクドナルドに以前妻と行ったとき、まだコロナ禍の前で、キッズスペースで子供が何人か元気に遊んでいた。子供たちはきっと何十年か後に、あのとき両親に連れられて行ったマックで、お友達と楽しく遊んだ思い出を、ハンバーガーの味と一緒に思い出すんだろうな。つまり、将来の顧客を見すえたマーケティングということ。さすがだ。
*(写真・上)マクドナルド上江別高台ショッピングセンター内
* 江別市上江別427-3