国道高架橋の登り口からほど近く、閑静な住宅街にひっそりたたずむカフェ「ノルン」。ノルンとは北欧神話で泉のほとりに住む女神のことらしい。
どうりで店の裏手に小さな湧き水の泉と、ちょっとした原生林が残されていて、多くの野鳥が姿を現す。しばらくエサ箱を眺めていると、シメ、キジバトなどの美しい野鳥が代わる代わる顔をのぞかせた。
ルイボスのハーブティーを注文し、ひと息つく。店主が「今朝これが来ていました」 とスマホを差し出したので見ると、耳の毛がピンと立った可愛いエゾリスが写っている。
外は朝から強い風が吹いている。今日は函館で桜が満開になったという。あと一週間もすれば、このあたりにも桜色の春が訪れる。
* カフェ・ノルン
* 江別市大麻泉町55-1